「クルーズ船」アメリカ人乗船客 チャーター機で帰国しても2週間は米軍基地に隔離

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   クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では、きのう16日(2020年2月)に新たに70人の新型コロナウイルス感染者が確認され、これまでで355人となった。感染者の急増に、海外から厳しい目が向けられている。

   アメリカのニューヨーク・タイムズ紙は「公衆衛生危機の際に行ってはいけない対応の見本」、ABCニュースは「中国・武漢に次ぐ第2の感染拡大の震源地になる恐れがある」と批判した。

   アメリカ政府は400人あまりの米国人乗船客のうち、発熱などの症状がなく、帰国を希望する人を、チャーター機で本国に移送した。帰国後はカリフォルニアとテキサスの米軍基地で2週間隔離されるという。帰国を希望していた乗客は、「さらに14日間隔離されると書いてあって頭にきました。日本の厚生労働省の対応が適切でないと思うなら、初日にここにきて判断すべきでした」と怒っていた。

日本の対策遅かったと批判されてもなあ・・・

   山口真由(ニューヨーク州弁護士、元財務官僚)「アメリカの対応も、乗っていたお医者さんが下院議員の知り合いだったから議会に働きかけが行われたなど、ややランダムなところがあるんです。隔離については、結果論のところもあるので難しいですよね」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「船の中に留め置いたのは、検疫が目的で法的根拠もありますが、船の中で感染を広げないという視点が欠けていたかもしれないですね。船のクルーの方は医療関係者ではないので、施設を確保して、医療関係者が主導する個室の中で過ごしてもらう対応が必要だったかもしれない」

   石原良純(気象予報士、タレント)「当時、その対応ができたかというと、残念ながらできなかった。今になって批判が殺到していますが、わからないことが多かったのでは」

みっちゃん

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