寿司屋でうどん食べるサッチーにぶつぶつ言いながら従っていた野村克也の幸せ
秋篠宮眞子さんと小室圭の結婚が本決まりになりそうである。発表はまだ先になるようだが、眞子さんの固い決意に、周囲も頷かざるを得なくなったようだ。だが、ここへきて、昨年1月に小室圭側が出した文書について、「金銭トラブルは解決済み」と報じたメディアに、小室が謝罪を要求していると週刊文春が報じている。
いくつかのワイドショーはすでに謝罪を表明している。それは、文書に「解決済みのことだと理解してまいりました」という文言はあったが、それに続いて、今後も元婚約者からのご理解を得られるように努めるとあるのに、解決済みという点だけを強調して報じられた誤報だというのだ。
私は眞子&圭に同情的な立場だが、それでもいまさらとは思う。結婚発表のための布石なのだろうか。
野村克也が亡くなった。享年84。愛妻サッチーが亡くなって約2年後に、同じ虚血性心不全で亡くなった。名捕手で名監督はいうまでもないが、野村の名前は、亡くなった愛妻を慕い続け、寂しいという本音を隠さず、最後まで「ありがとう。いい奥さんでした」といい続けた男として記憶されるのではないか。
私は、野村ではなく、サッチーとの交友が一時期あった。野村夫妻はともに酒は飲まず、市ヶ谷の行きつけの寿司屋でも、サッチーは「お寿司は好きじゃない」といいながら、うどんを食べていた。わがままを絵にかいたような妻の怒声に、ぶつぶついいながら野村は付き従っていた。婦唱夫随であった。
コロンビア大学卒を含めて、何から何までウソをつかれたが、野村は「幸せだった」といっていたと、週刊文春が報じている。あの世でも、ヤレヤレといいながら、サッチーの後をついている野村の幸せそうな姿が浮かぶ。