嘆かわしい~銜えタバコの立ションで捕まった首相秘書!毎日新聞政治部記者から転じた安倍お友達

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   新型コロナウイルスの感染力より、安倍首相の「旧型呪ウイルス」の方が感染力は強いようだ。上がアホなら下もアホ。議員や大臣クラスだけではなく、安倍の側近たちの多くも感染しているようである。

    私もオシッコが近いので、ノコギリヤシと頻尿のクスリを欠かさず飲んでいるが、いくら我慢できなくても、首相官邸近くで立ションはしない。立派な軽犯罪法違反で、1日以上30日未満の拘留か1000円以上1万円未満の罰金が課せられる。ましてや私と同じような歳の元毎日新聞出身で首相秘書ともなれば、万が一の場合に備えて、「尿漏れパンツ」ぐらい履いているのが常識ではないのか。

   西山猛という男だ。2月4日(2020年)の午後9時ごろ、千代田区永田町で、銜えタバコでションベンをしているところを、官邸周辺の警備をしていた機動隊に捕まり、麹町警察に連行されたのだ。酒は呑んでいなかったというが、首相秘書という肩書がものをいったのか、始末書だけで帰されたという。

   この男、毎日にいるとき、政治部記者として安倍の父親・晋太郎と親しかったそうだ。2006年に退職したというから、私と同じ年だ。西山は安倍首相の後押しで総理府参与になり、その後に秘書に転じたそうだ。私が定年後、東京の隅っこで雑文書きをして糊口をしのいでいるのとはずいぶん違う。

   西山のオヤジも毎日新聞で、読売新聞のナベツネも一目置く伝説的な記者だったそうだが、息子が立ションでは、苦笑いしているだろう。安倍語風に、「ションベンはしたが立ションではない」と抗弁するのだろうか。

   この2人も「インドで一緒にホテルに泊まったが、同泊ではない」と申し開きしているようだ。首相補佐官の和泉洋人(66)と厚生労働省大臣官房審議官の大坪寛子(52)のことである。2人して京都へ出張して、ノーベル賞受賞者の山中伸弥教授を恫喝した後、お手てつないで貴船神社でデートしていたことを週刊文春が報じた。

   それだけではなく、2018年には公務でインドに出張して、大坪は和泉の部屋と行き来できるコネクティングルームに泊まったことも報じられた。国会の衆議院予算委員会で山井和則議員が質問すると、その年のほかの3回の海外出張でも、2人が宿泊したのはコネクティングルーム付きだったことを外務省が認めたのである。山井議員は「税金を使った男女の親睦出張ではないか」と批判したが、いい方が甘い。「不倫のために国民の税金を浪費した」ということである。

   男はだらしがない。和泉は逃げ回って答えないが、大坪の方は早稲田夕季議員の追及に、余裕で答えたのだ。だが、上手の手から水が漏れた。和泉と自分の部屋の間に秘書官がいたと証言したのだが、週刊文春が入手した部屋割りを見ると、男性秘書官は廊下を挟んだ向かいの部屋になっているという。

   さらに、週刊文春は、和泉が医者が同行しなければならないほどの状態だと主張しているのに、同じ年に、9月にインドと中国、7月にミャンマー、11月にフィリピンに出張しているのはどうしてなのかと追及する。持病を抱える安倍首相は、外遊する際に随行医が一緒に行くが、部屋は別々なのに、和泉ごときがなぜと、畳み込む。

   どう考えても、この2人はアウトだろう。どうやら、不倫が発覚して重荷になってきた和泉が、大坪のオバちゃんを切り捨てようとしているようだ。彼は旧知の議員らにこう釈明しているというのだ。「大坪は、いろんなところでやりすぎていた。だから、彼女を切るために、わざと自分が週刊文春に情報を流しているんだ」

    ウソ八百を並べて逃げ切るつもりだろうが、週刊文春、否、大坪が黙っていないだろう。そんなことをすれば、週刊新潮に駆け込んで、全てを告白するかもしれない。この手の女は、怖いぞ!

喜多村緑郎 鈴木杏樹との不倫に反省なし!マンション超高層階に「愛の巣」準備中

   さて、こちらの不倫話も、男の方の身勝手さが周囲から漏れてきて、甘言に騙されている女への批判と、ひどい夫を持った妻への同情が、大きなうねりとなっている。

   先週、文春砲がさく裂した鈴木杏樹と喜多村緑郎の不倫は、同誌が発売された後に出した2人の「謝罪文」に、杏樹は奥さんへ、喜多村は妻への"詫び"がなかったことで、批判する声はさらに大きくなった。喜多村の妻である貴城けいは、ショックのあまり寝ることも食べることもできず、病院に入院して点滴を受けているそうだ。それでも、喜多村の方は平然と舞台を続けている。

   <「喜多村さんは杏樹さんのことを『あいつ』と呼んでおり、いまだに連絡を取り合っています。それどころか『あいつの謝罪文は俺が考えた。すべてうまくいくように発表させたのに、なんで世間ではあいつが悪者になっているんだ!』と憤慨やるかたない様子でした」(松竹のスタッフ)>

   この男、カミさんなんかに謝る必要はないと考えているようだ。それが証拠に、週刊文春によれば、杏樹の自宅から2キロ圏内にある超高層階の一室(家賃は20万円だという)を、杏樹との愛の巣にすべく契約済みだというのである。

   記事の中で、楽屋で妻に対して「邪魔だよ。あっち行けよ!」などと怒鳴ったこと、女を始終物色していて、劇団の10代の子と深い関係にあったこと、酒が入ると、若い劇団の俳優に暴言を吐いたり暴力を振るったりすると、周囲の人間が証言している。

   妻の貴城は、過日の取材で週刊文春に、杏樹のことをこう語っていたという。<「この方は、ご結婚されていないんでしょうか」と聞かれた記者が、「7年前に夫と死別している」と答えると、「私がいることを知っていたのに・・・信じられません。ご自分も結婚されていたのなら、どうしてこんなことを・・・。やっぱり私は彼女を許すことはできません」>

    杏樹の負けだな。これだけ醜聞を晒されては、喜多村と結婚するのはもはや無理ではないか。そうなると、喜多村には帰る家も、戻る愛人もいなくなる。これだけ人生経験積んだんやから、せいぜい稽古して、俳優として頑張りなはれ。

ビートたけし哀れ!18歳年下女性との結婚で待っているのは「死ぬまで働かされて財産むしり取り」

   週刊新潮は、ビートたけし(73)が、不倫関係にあった18歳年下の女性と「再婚」したことを取り上げている。銀座でホステスをしていたことぐらいしかわからない謎の女性である。この女性と知り合って以来、「老いらくの恋」に燃えたたけしは、元の事務所を離れ「T.Nゴン」という訳の分からない新事務所をつくり、妻とも離婚した。

    この女性の評判の悪さ、カネへの執着については、週刊誌がさまざまに報じている。周りにいた芸人たちも離れ、稼げと彼女から尻を叩かれているのであろう、何をいっているのか聞き取れない滑舌の悪さをものともせず、テレビに出まくっている。わがことも含めて、人間、歳は取りたくない。たけしの晩年、哀れである。

    週刊新潮に気になることが書いている。彼女の背後には20年以上も付きあっている男がいるというのである。この男、ホテルを所有しているようだ。たけしが彼女を連れて「婚前旅行」した神戸のラグジュアリーホテルも彼のものだという。銀行の過剰融資ではないかと、大阪地検特捜部が捜査していた「融資先」の一つではないかと囁かれたこともあるそうだ。ラブホテルの運営を巡ることで警察沙汰になったこともあるという。

    さらに、たけしの事務所の「T.Nゴン」のNは、彼の名前から付けられたというのだ。たけしの知人曰く、この事務所の株は、6割が彼女、残りをNが持っていて、たけしは拒否権を行使できる「黄金株」1株しか持たされていないというのである。

    利にさといたけしが、そんなことはしないとは思うが、恋に目がくらんでいる最中だから、もしや・・・。まあ、万が一財産をむしり取られても、自業自得だがね。

横浜港「魔の漂流船」必死の要望書!シーツ換えて、持病の薬届けて、感染の情報教えて・・・

    ところで、朝のワイドショーを見ていると、コレラかペストが蔓延しているかのように思えてならない。中国では死者が1000人を超えた、感染者の数は日本が2番目だと大騒ぎ。きっと安倍と厚労省のことだから、大きな数字を隠しているに違いないと疑心暗鬼にもなる。

   オイルショックの時のごとく、マスクは品切れになり、電車の中でセキでもしようものなら、車内の冷たい視線が身体に突き刺さる。4000人近くも乗船者がいるクルーズ船は、横浜港に止められたまま、客は船内を歩き回ることも叶わない。

    政府の対応の遅れは批判されてしかるべきだが、この状態を「異常だ」という人間がいないことが異常だ。週刊新潮によると、クルーズ船の乗客たちが、2月10日に厚労省に「要望書」を出したという。中に、「シーツ交換、室内清掃をやって」「医療支援は届いていないか、全く不十分」「情報提供が不十分で不安が高まっている」「重症者の放置、要望のたらいまわし、責任ある対応の放棄」など、切実なことが書かれている。

    持病があって、クスリを頼んでも、船には届いていても配布されないという。船内で感染者が何人出たというニュースは、メディアの方が2時間も早いそうだ。これでは、健康な人間でも病気になる。安倍首相の緊急時への対応が後手後手になっているのは、間違いなく禍根を残す。

   第一、このウイルスはそんなに危険なのか。この根本的な問いに、責任者は早急に答えるべきである。そうでなければ、列島全体が「魔の漂流船」(週刊新潮)になってしまう。

    私も面識があるが、元厚労省医系技官で医師の木村盛世が、このウイルスを正しく認識するべきだとして、「感染力は高いですが、致死率は非常に低いと見られています。健常者は極度に怖がる病気ではありません。そのことはもっと周知されるべきだと思います」

    現在の致死率は0・5%。SARSは10%、MERSは34%である。中国の死者が多いのは、彼の国の医療や衛生問題と、13億人という人口の違い、数字のマジックである。

    老いも若きも、つまらないテレビなんか消して、スマホもオフにして、外へ出ていい空気を胸いっぱいに吸おうじゃないか。(文中敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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