最近にない19・1%という高視聴率でスタートを切ったNHK大河ドラマ「麒麟がくる」(総合日曜よる8時)が、まさかの急降下を始めた。2話17・9%(-1・2)、3話16・1%(-1・8)、4話13・5%(-2・6)と、回を追うごとにガクンガクンと落ちているのだ。4話目で13・5%というのは、去年(2019年)の「いだてん~東京オリムピック噺~」よりはましだが、これまでの大河の中でワースト2である。
中高年ファンの違和感
衣装がカラフルすぎて、昔ながらの戦国時代劇を期待していた中高年ファンがなじめない、アップが多くて落ち着かない、明智光秀役の長谷川博己が華奢な二枚目で戦国侍に見えないなどの不満があるようだ。
ライバルの裏番組のテレビ朝日系「ポツンと一軒家」は17・5%と復活している。「麒麟」から流れているのかもしれない。(テレビウォッチ編集部)