アメリカ大統領選の民主党候補指名争いに波乱が起きている。本命といわれていたバイデン氏は出遅れ、首位争いを演じたのは、38歳のインディアナ州サウスベンド前市長のブティジェッジ氏だ。名門ハーバード大学卒業、スペイン語やノルウェー語など8カ国語を操るスーパーエリートで、29歳で市長に就任して市財政を立て直した。
メディアの討論会で「トランプ大統領を倒すには経験が必要だ」「ナイスガイかどうかじゃない」「新人のトランプ大統領で世の中は、どうなりましたか」などと経験不足を攻撃された。根強い支持者がいる左派のサンダース陣営からは、「約40人の億万長者が彼の選挙活動に献金している」と批判されている。
ブティジェッジ氏は「後ろを見ていては目の前の問題を解決できない。新しいページを開き、政治を変える準備をするべきだ」と切り返す。
他候補寄せ付けない若さの魅力
デーブ・スペクター(放送プロデューサー)「トークがうまくて、切れ者。オバマ前大統領の時のような若返りを期待されていると思われます」
キャスターの伊藤利尋アナ「ブティジェッジ氏は、若さが最大の魅力という気がしますね」
司会の小倉智昭「マスクも受ける感じもあるし」
デーブ「もしなったら、最年少の大統領になり、初めての同性愛者になります。彼の本が去年(2019年)に出ましたが、とても良くて、赤裸々にいろんなことを書いています」
キャスターの山崎夕貴アナ「同性愛者については、有権者からさまざまな声が出ていますね」
小倉「大統領はファーストレディーが重要な役割を担うといわれていますが、どうなるんでしょうね」
デーブ「ファーストハズバンド。正式に結婚しますから」
伊藤「民主党の候補は最終的にはどうなりますか」
デーブ「注目されているニューヨーク前市長のブルームバーグ氏がカギを握っているという気がします」