金メダル最有力なのに...バドミントンの桃田賢人が全治3か月で目の手術、東京五輪に間に合うか

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   バドミントン男子シングルの日本のエース・桃田賢人選手は、右目の眼窩(がんか)底骨折でおととい8日(2020年2月)に緊急手術を受けた。全治3か月という。1月にマレーシアで乗っていたバスが衝突したときのけがで、帰国後の精密検査では「身体面に異常なし」とされていた。

練習を再開したら「シャトルが二重に見える」

   しかし、先月末に練習を再開したところ、「シャトルが二重に見える」と気づき、骨折が見つかった。眼窩底は眼球が入っている頭蓋骨のくぼみで、底の部分の骨は非常に薄く、交通事故やスポーツ外傷でぶつかったりすると折れやすい。

   司会の小倉智昭「精密検査で気が付きそうなものですがねえ」

   井上眼科病院の野田実香医師は「CTを見ただけでは検出されにくいことはしばしばあります」という。上を見ると二重に見えていることに気付くのだが、日常生活では上に顔を向けることは少ないため気づきにくい。桃田選手も練習を再開して、初めて気が付いたのだろう。

   ただ、回復は早いようで、打球を受けたプロ野球選手やヘディング争いで顔面を強打したサッカー選手は、2~3週間で試合に復帰している。桃田選手も復帰までに3か月もかからないかもしれないが、東京オリンピック日本代表の選考に影響しそうだ。

   小倉「(金メダル最有力なのに)心配ですよねえ」

   スペシャルキャスターの石黒賢(タレント)「とくに、バドミントンやテニスはドロップショットとかありますものねえ」

   3月の全英オープンの出場は取りやめたが、5、6月のトマス杯、タイオープン、インドネシアオープンには出場する予定だ。

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