新型肺炎の疑いで日本人初の死者 中国武漢で入院中60代男性「どこまで広がるのか」

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   新型コロナウイルスの感染が広がる中国武漢市でおととい8日(2020年2月)、日本人の60代男性が死亡した。「男性は重い肺炎で入院していました」と岩田絵里奈アナウンサーが伝えた。

   この男性は1月16日ごろに発熱やせきの症状があり、22日に武漢市内の病院に入院、検査で「ウイルスに感染の疑い」とされたが、最終的な判定結果は確定していなかった。中国側の医療機関が「ウイルス性肺炎で死亡」と発表した。

武漢の病院では医療関係者が疲れて床に横たわる

   司会の加藤浩次「新型コロナウイルス性肺炎ととらえていいのか」

   日本感染症学会専門医の寺嶋毅・東京歯科大教授は「症状はそうです。男性は日本でやるのと同じ検査によって陰性で、陽性が出なかったのだろう」と推定する。日本でも、喉からとった検体では陽性が出ずに痰から出る、1回目では出ずに2回目で出るケースがある。「日本なら病理解剖するすべはあるが、いまの中国ではできないと思います」という。

   武漢の病院には診察を待つ長蛇の列ができ、複数の医療関係者が疲れて床に横たわる姿もある。寺嶋教授は「武漢の状況を見ると、医療従事者も疲弊しており、ミスも起こりやすい。新型肺炎は重症化することもありますが、日本ではしっかりケアを受けられます」と解説した。

   杉山愛(元プロテニスプレーヤー)「あわてずにしっかり判断することが重要ですね」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト