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ワイドショーのあおり報道に騙されるな!新型ウイルスはインフルエンザより危険性低い

   ワイドショー、とくにテレ朝の「モーニングショー」は頭からしっぽまで新型コロナウイルスの話ばかりである。これを見ている視聴者は、世紀末が来たのではないかと"洗脳"されるのではないか。危機感を煽り過ぎるため、日本でもマスクが品切れになってきたようだ。マスク程度でウイルス感染を防ぐことなどできはしない。もっと大きな視点で、この問題を考えるべきだ。

   サンデー毎日で、公衆衛生医の外岡立人は「日本政府は武漢肺炎を感染症法に基づく感染症に指定した。症状がある感染者には入院を勧告でき、従わない場合は医療機関に強制的に入院させられる。ただ、指定医療機関の病床数は、人口が最も多い東京でも約120床、全国で約1800床にすぎない」という。

   これ以上感染者が増えた場合、政府はどういう対策をとるのだろう。また、2000年にアフリカで流行したエボラ出血熱患者を治療した厚生労働省元仙台検疫所長の岩崎恵美子は、エボラの感染者の死亡率は50%前後で、今の新型ウイルスは約2%で推移している。中国で亡くなった人の多くは高齢者。それよりインフルエンザのほうが感染率も強く、合併症も考えれば、インフルエンザの方が危険だと警告している。

   こういう時は、正しい情報を自分で集め、正しく怖がることが大事である。くれぐれもワイドショーに煽られて、パニックを起こしてはいけない。(文中敬称略)

元木 昌彦(もとき・まさひこ)
ジャーナリスト
1945年生まれ。講談社で『フライデー』『週刊現代』『Web現代』の編集長を歴任。講談社を定年後に市民メディア『オーマイニュース』編集長。現在は『インターネット報道協会』代表理事。上智大学、明治学院大学などでマスコミ論を講義。主な著書に『編集者の学校』(講談社編著)『週刊誌は死なず』(朝日新聞出版)『「週刊現代」編集長戦記』(イーストプレス)『現代の“見えざる手”』(人間の科学社新社)などがある。

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