お笑いコンビ「かまいたち」の山内健司三に売れっ子芸能人からメールが来た。「King & Prince」の平野紫耀からで、さすがに「なりすましだな」と見破ったが、うっかり開くと怪しいサイトへ誘導されてしまう。
メールは、「滝沢君すいません」と滝沢宛のメールが間違って届いた風を装っていた。「携帯が水没して、いま事務所のを借りています」などとあり、放って置いたら、「いつもならLINEくれるのにどうしちゃったんですか」「俺のこと疑ってます?」「相談したいことがある」などとしつこく6通も続いた。
木村拓哉を騙って、「木村だけど、メール届いてるよな」なんてのが飛び込んだら、そりゃびっくりする。新垣結衣も「ご結婚おめでとうございます」なんてのがあった。乃木坂46の白石麻衣も週刊誌に「私の名前を使ったチェーンメールが、本人に届いちゃってますよ」と話していた。
だまされないための3鉄則
ITジャーナリストの三上洋さんによると、これらは「有料の出会い系サイトへの誘導。ひっかかると被害は何百万円にもなる」のだそうだ。
キャスターの立川志らく「こないだ楽しかったね、なんてのがくることがあるよ」
TBSの元アナの小林麻耶「嵐の櫻井翔さんからきたことがあって、なんだろうと思っていたら、みんなのところにも来ていて、にせだとわかりました」。弁護士の山岸久朗は「友だちに、弁護士の山岸です、というメールが来たことがあった」という。
中島健太(画家)「今、コロナウイルスをネタにしたものもあるらしい」
志らく「まあ、あの手この手だからね。初期には、ロバート・デ・ニーロから来たとかいうのもあったらしい」
再度、三上さんの忠告だ。(1)有名人からのメールは絶対にない(2)金銭の話が出たらインチキ(3)返信せず無視すべし、だそうだ。