情報正しくても名誉棄損
調査方法は、投稿された写真に写っている細かな情報から少しずつ解き明かしていき、周辺の鬼女の協力も得て情報を出し合い、撮影された場所を特定する。SNSのコメントから過去の情報を調べるなどの手順だという。
社会起業家の山崎大祐は「鬼女の情報収集力と分析力はいろいろなことに活かせる。課題を与えてあげるのはいいと思う」
鬼女の矛先は一般人にまで及んでいる。大学生がホームレスに生卵を投げつけ、その動画をネット上に公開して炎上したときは、鬼女たちが大学生を特定し、大学名、内定先企業も調べ上げ電話で通報した。内定は取り消しになった。
昨年(2019年)、あおり運転の映像から無関係の女性を「ガラケー女」とデマを拡散させたのも鬼女で、その情報をさらに拡散させた市議会議員が訴えられた。レイ法律事務所の高橋知典弁護士は「仮に情報が正しかったとしても、公益性がないと名誉棄損になります」
キャスターの立川志らくは「こういうのは文春に任せておけばいい」
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バルバス| 似顔絵 池田マコト