デマ飛び交う新型肺炎「感染者がUSJに行った」「酢が効く」「中国産キムチはウイルスだらけ」

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   新型肺炎のデマが拡散している。中国のSNSに「関西空港で発熱やせきのある観光客が病院に行かずに逃げ出した。USJと京都に行きたいと話していた」と書き込まれ、関空エアポートがホームページで否定し、大阪府の吉村洋文知事もツイッターで「デマです」と打ち消した。

   手術中の医師が低血糖で倒れた場面の動画も、「湖北省武漢市」「肺炎ウイルス」の注つきで流れた。実際には雲南省の出来事だった。台湾では「酢がウイルスに効果的で消毒できる」と投稿され、NPOが「誤った情報」と否定する騒ぎが起きた。韓国では「中国産キムチはウイルスだらけ」といった風評被害も出て、政府が「ウイルス生存率はきわめて低い」と否定している。

世の中かき回しておもしろがる不届き者

   中江有里(俳優・エッセイスト)「匿名で発信する人が、おもしろがって世の中をかき回しているんですね。自分は泥をかぶらないと思っているのだから、ひどい」

   キャスターの伊藤利尋アナ「不安が不安を呼んでいます」

   フェイクニュースに詳しい東京大の関谷直也教授は「中国の公的情報は信頼されていません。自ら情報を調べることが大切」と注意を促す。

   司会の小倉智昭「自ら調べるものが正しいとは限らないところに、問題があるんですよ」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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