「赤ちゃんはどこから生まれてくるの?」。子どもにそう質問されると、どう答えるか。
「いま、早い時期から子どもの性教育を始めている親が増えています」と司会の国山ハセンが「性教育」を取り上げた。
性教育アドバイザー、「のじまなみ」さんは、「性犯罪を防ぐためには性教育をどうしても欠かせません。3歳から10歳が性教育の黄金期、一番やりやすい時期だと思っています。3歳くらいでも性の被害に遭うからです」と、被害に遭わないために幼いころからの教育が大切だと語る。
「3歳から10歳までが性教育の黄金期です」
日本の性教育では、小学校4年生で月経や射精などの体の変化を教え、5年生までに出産についても学ぶが、避妊、性感染症、性被害などについて正しく教わる機会はほとんどないという。のじまさんは、「学校がまだまだタブー視しているのが日本の現状です。海外より格段に遅れています」と指摘する。
ドイツの小学5・6年生で望まれない妊娠や性感染症を防ぐ目的で避妊具を写真付きで解説している。イギリスではパンツをはいたキャラクターがSNSやインターネットで幼い子ども向けに性教育を行っている。
日本でもネットによる性教育が始まり、中高生向けの「コンドームの正しい使い方」という動画は200万回再生されているという。
性教育は何歳から必要なのか。国山が子どもの人形を使い、スタジオのメンバーに「赤ちゃんはどこから」という質問を聞いてみた。
キャスターの立川志らくの答え。「もともと、君はパパの中にいたんだけど、それがママの中に入って、生まれたのだよ」
性教育「パンツの教室」インストラクターの「こうだまみ」さんがベストアンサーを示す。「女の人には、おしっこの穴とうんちの穴と赤ちゃんが生まれてくる『膣』という穴があって、そこから赤ちゃんが産まれてくるんだよ」
志らく「はっきり言っちゃっていいんですか」
こうださん「昔だったら、コウノトリとか言いましたが、今はインターネットが身近になって、いろんな情報が入ってきますので、その前にお父さん、お母さんが正しい性の情報を教えることが大切ですね」