「毒王はすでに出現している」と中国報道
現地を調査した香港大学の管軼教授は「感染規模はSARSの10倍以上となる」と見ている。
猛威を振るう理由は10人以上に感染させる「スーパースプレッダー」の出現だ。体の免疫反応が弱く、ウイルスを体の中に増殖させ、それを効率的にばらまいてしまう患者のことで、中国名は「毒王」だ。武漢市では1人の新型肺炎患者が医療従事者14人に感染を広げたと言い、「毒王(スーパースプレッダー)はすでに出現している」と報道された。
玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「ある海鮮市場から始まった感染が、わずか2か月で35万人まで広がるとすれば、感染力が弱いとはとても言えない。サイトカインストームの話からも、健康で病気にかかったことがない人も危険だということ。誰も安心できない」
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ピノコ| 似顔絵 池田マコト