あす1月25日は「主婦休みの日」だけど...ネットでは評判最悪「翌日の家事が2倍になるだけ」

富士フイルムが開発した糖の吸収を抑えるサプリが500円+税で

   あす1月25日は「主婦休みの日」というのをご存じだろうか。サンケイリビング新聞社が2009年に定めた記念日で、ほかに5月25日、9月25日と年3日が設定されている。ただ、ネットでは評判が悪い。「年3回じゃなくて、普通に週休でほしい」「年3回とかブラックすぎる」「主婦休みの日に夫が家事をしなければ、単に翌日が2倍になるだけ」というのだ。

   夫婦問題研究家の岡野あつこ氏によると、「主婦が休むためには、いかに夫に家事をさせるかが大事」という。夫がカジメン(家事をするメンズ)という20代の主婦は、「ホワイトボードに家事分担表を作ったことで、自分ばかりが家事をするということがなくなりました」と話す。

   いま、このような家事分担表を作る主婦が増えていて、ネット上にはそれぞれが考案した家事分担表の実践例が多数アップされている。雑誌「CHANTO」でも2月号の付録に「家事分担マグネットシート」つけた。たちまち雑誌は売り切れ、付録だけメルカリで出品され、すぐに買い手がつく状態だという。

夫婦げんかの原因1位は「家事の分担・やり方」

   この家事分担シートを使って、キャスターの立川志らくと、お笑い芸人の厚切りジェイソンの家事分担度を可視化してみたところ、志らくはかなり家事を担っているのに対し、厚切りジェイソンはほとんどを妻がやっていた。

   志らく「夫がどういう仕事をしているか、奥さんに見せるといいですよ。うちも厚切りさんも、夫がどういう仕事をしているかわかっているから、大丈夫なのだろう。亭主に家事分担を押し付けるのではなく、尊敬しあうことが大事」

   ある調査によると、夫婦げんかの原因の第1位は「家事の分担・やり方」だった。また、アメリカ、韓国、ドイツ、日本、デンマークの5か国でアンケートをしたところ、「夫婦で家事を分担している」割合は、1位がアメリカの93%、2位が韓国の87%、デンマーク84%、ドイツ77%と続き、最下位が日本の56%だった。

   社会起業家の山崎大祐は「日本でも共働き夫婦は増えているので、この数字は今後上がっていくと思います」

   岡野あつこ氏が提唱する「夫に家事をさせる方法」は、夫が普段やっている家事を書き出し、「近所の奥さんがうらやましがっていた」「他の家事もやってくれると助かる」と伝えることだという。

文   バルバス| 似顔絵 池田マコト
姉妹サイト