アイドルグループ「欅坂46」の中心メンバーの平手友梨奈はきのう23日(2020年1月)に、グループからの脱退を発表した。出演していたラジオ番組「SCHOOL OF LOCK!」(TOKYO FM)で、「欅坂46を離れることになりました。その件については、今は話したいと思わないので、いつか自分が話したいと思ったときにどこか機会があればお話しさせていただこうかなと思っております」と語った。
同じく、メンバーの織田奈那と鈴本美愉もグループを離れるが、2人が「卒業」なのに対し、平手は「脱退」と公式サイトで発表されている。今後の活動は未定という。
自分のスピード感やこだわりでやっていきたい
平手は2015年に欅坂46の第1期生オーディションに合格し、16年のデビュー曲でメンバー最年少の14歳でセンターに立った。従来のアイドルとは一線を画すクールで物憂げな表情や、激しいダンスで人気となった。NHK紅白歌合戦に4年連続で出場し、俳優としても活躍している
脱退の理由について、デビュー当時から取材している日刊スポーツの横山慧記者は、「平手さんの思っているスピード感やこだわりについて、スタッフや他のメンバーの中で意見が一致することばかりではなくなってきた」「(脱退という言葉によって)単純に卒業ではなく、『違うんだよ』と主張したかったのでは」と解説した。
司会の加藤浩次「脱退という言葉はびっくりだけど、平手さんに合っている気がします」
近藤春菜キャスター「自己プロデュース能力が高い方。これから1人で何をしていくのか、平手さんがいなくなった欅坂46がどうなっていくのか、楽しみですね」