フリマアプリで盗品売買が後を絶たない。盗まれたものを取り返す3つの方法がこれだ!

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   フリマアプリでの盗品販売の訴えが相次いでいる。大阪心斎橋でブランド品の財布を落とした大阪在住の18歳女性は、傷跡などの特徴がよく似た財布がフリマアプリに2万2999円で出品されているのを見つけた。女性は出品者に「本当にもらいものですか?」と連絡を取ったが、その直後にページが削除された。

   駐輪場に停めた自転車からライトを盗まれた福岡県在住の大学生も、特徴が似ているライトが2222円で出品されているのを発見、購入者を装って「手渡しできませんか?」と連絡を取ったが、こちらも盗んだのではないかと問い詰めた直後にページ削除。ほかにも盗まれたバイクや落としたキーケースなど、フリマアプリへの怪しい出品は多い。

盗まれそうな高価なものは写真を撮っておこう

   一方で盗品を取り戻すことに成功した人もいる。車のホイールを盗まれた愛知県の20代女性は友人から「盗まれたホイールが出品されているよ」と連絡を受けた。ホイールは友人が海外から取り寄せ、色も自分で塗ったもので、盗まれる前の写真を撮っていたため、警察が被害届を受理。傷が一致したことからホイールを無事取り返すことができた。警察によると窃盗犯と出品者は別の人物で、犯人はまだ捕まっていない。

   フリマアプリ運営会社は、盗品の出品を確認した場合、速やかに警察に届けるとともに、運営会社へ相談するよう呼びかけている。盗品であることが確認できた場合、出品者のアカウントは停止される。

   菊地幸夫弁護士によると、盗品を取り返すためには電子機器の場合はシリアル番号を控えること、衣類などの場合はタグに名前を書くなど目印をつけること、なくした時点で警察に遺失届を出すなどの対策が有効だという。

   高橋真麻(フリーアナウンサー)「財布を買う時などは3年くらい使って中古で売ることを考えている。名前を書くと売れなくなる」

   ロバート・キャンベル(日本文学研究者)「この10年で日本人の中古品に対する抵抗感が薄まった。質屋に持っていけない細かいものが盗まれるようになり、盗めば換金できるという環境が整った」

   前田裕二(実業家)「フリマアプリでは偽物や大量の盗品はAIで判断しているが、AIでも判断できないものもある。メルカリは手数料が10%と高いが、トラブルがあった場合、メルカリが保証を行う。盗品や偽物などを一つ一つチェックするコストより、悪い人が出た時に保証する方が全体としてコストを低く抑えられる」

   司会の加藤浩次「企業の考えは分かるけど、悪人が得するというのは納得いかない」 前田裕二「撲滅しようとすると膨大なコストがかかる。企業ではなく、国や警察が担わなければいけない」

文・みっちゃん

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