中国の新型肺炎患者、英研究所の調査では発表の10倍か!中国当局は情報隠しに大忙し

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   中国で武漢市を中心に新型肺炎の感染者が急増している。武漢市の衛生当局は18日(2020年1月)に4人、19日には17人の新たな患者を発表。さらに今朝(20日朝)、新たに136人の発症を確認、感染者数は198人に急増した。中国当局も北京市と広東省で新たに3人の発症を確認し、中国全土の感染者は201人となった。これまでの死者は3人だ。

   イギリスの感染症研究センター「インペリアル・カレッジ・ロンドン」は、さらに驚くべき数字を発表。なんと、新型肺炎の患者は201人どころか、12日時点で1723人にのぼるという。これは、中国国外の感染者と武漢の空港を出発した旅行者数から推計したものだ。

現地ではNHKの新型肺炎ニュースが突然真っ暗に

   中国版ツイッター・ウェイボーでは「政府側からの報道が信じられない」「情報を隠蔽せず、真実のままを教えて!」など不信の声が上がっている。

   しかし、中国では情報統制が強まっている。武漢に住む男性が16日昼頃、ウェイボーに「父が肺炎になり発熱が続いているがベッドが足りず入院できなかった。患者は廊下に横になるほど多かった」と書き込んだが、夕方には投稿は削除され、投稿者のアカウントも閉鎖された。また、17日夜には中国でNHK海外放送が新型肺炎に関するニュースを放送したが、突然画面が真っ暗になり数分間放送が中断された。

玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「感染者が2000人というレベルで死者が本当に発表通りだとしたら、致死率は低い。インフルエンザとそれほど変わらない。中国は正確な数字を出してほしい」

石原良純(気象予報士、タレント)「投稿が削除される、ニュースが消えるっていう現象が気持ち悪いです」

司会の羽鳥慎一「SARS(重症急性呼吸器症候群)の時は情報隠蔽で初期対応に失敗したという過去があります。まだまだ数は増えそうですね」

文   ピノコ| 似顔絵 池田マコト
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