長島一茂「ピンク厚底シューズ解決策はこれしかない」全員裸足で走るか、ナイキが全選手に提供

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   マラソンや駅伝で次々と新記録を出しているナイキのピンクの厚底シューズ「ズームX ヴェイパーフライ ネクスト%」の使用禁止を、世界陸連が検討しているという。イギリスのメディアが報じた。

   昨年9月(2019年)の五輪選考会(MGC)では上位3選手、先の箱根駅伝でも8割の選手がこれを履いて区間新を出した。日本記録を更新した設楽悠太選手、大迫結選手もこのシューズだった。

   このシューズは、底の厚さと素材のカーボンプレートの力で、「跳ぶように走れる」のだという。一般ランナーでも、「全然違います。道具ドーピングだね。記録が出すぎ」というほどだ。

世界陸連は「不公平なサポートはダメ」

   世界陸連には「シューズは不公平なサポートを提供するものであってはいけない」という規則があり、これに触れるとして禁止を検討を始めたようだ。司会のの羽鳥慎一「道具が進歩して禁止というのは、これまでもありましたが・・・」

   玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「やむを得ないかなという感じですね。これ、板バネを仕込んでるんでしょう。不公平は、同じレースの選手だけじゃなくて、過去の記録にも不公平になります。マラソン以外でも、走り幅跳びとか高跳とか、過去の記録と比べられなくなってしまう」

   長嶋一茂(スポーツプロデューサー)「道具の進化で競技が変わることはあります。野球でも飛びすぎるボールや圧縮バットが問題になったが、結果として、選手のスキルが上がりましたからね。方法は2つしかない。全員が裸足で走るか、ナイキが全選手に提供するか」

   吉永みち子(作家)「他のメーカーはどうなっちゃうの。サポートは必要だし、スポンサーも幅広い方がいいと思うけど」

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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