去年(2019年)、暴言によって辞職に追い込まれた兵庫・明石市の泉房穂市長が、再び暴言を吐き謝罪した。新年会の席で、石井宏法市議に市民夏まつりの再開を強く求められて口論になり、「辞めてしまえ」と罵倒したという。市民夏まつりは、258人の死傷者が出た2001年の将棋倒し事故後は中止されている。
泉市長は出直し選挙の再選後は、怒りの感情をコントロールするアンガーマネジメントを心掛けているというが、果たして効果はあったのかどうか。日本アンガーマネジメント協会の戸田久実理事は「怒りのピークは長くて6秒。それをやり過ごすトレーニングです」と説明する。
あなたも学んだ方がいいのか「チェックリスト」
アンガーマネジメントのチェックリストが紹介された。「店員の雑な対応などに腹が立つ」「商品が売り切れていて舌打ちしたことがある」「満員電車にイライラする」「メールの返信が遅い人が許せない」などで、司会の国山ハセンはすべてイエス。志らくはすべてノーだという。
戸田理事は「1つでも当てはまる人は、アンガーマネジメントを学んだほうがいいです」とアドバイスする。怒りを6秒抑えるテクニックとしては、「その場から立ち去る」「心の中で言葉をつぶやく」などがあるという。泉市長も「イラっときたら席を外すことなどを行っている」と話しているが、今回もそれをしなかったのだ。
アンミカ(モデル・タレント)「私はメールに書きます。書いて一晩おいて、次の日に見返すと、冷静に考えられます」
志らく「私は怒りじゃなく、愚痴になるタイプ」
国山「それはアンガーマネジメントの"心の中でつぶやく"って言うのに近いのではないでしょうか」