「もはやシューズじゃなくてマシーン」
かつて箱根駅伝を走り、陸上を26年間取材しているスポーツ報知の竹内達朗編集委員は、「『もはやシューズじゃなくてマシーンだな』と言っている監督もいます。厚さは制限をかけるしかないのかなと思います」という。
カーボンプレートを入れて厚底にしているメーカーは他にもあるが、「履いてみたところ、ヴェイパーフライほど前に進む感じはしませんでした。ヴェイパーフライは技術力が1~2年先行しているという感触です」と竹内氏は話している。
男子マラソンに内定している中村匠吾選手は、「選手としては決められたルールの中で対応します。どのような結果になっても、自分の力を発揮するだけ」と話している。竹内氏も「規制するなら、早く世界陸連に結論を出してほしいという声が多いです」と話す。
大畑大介(ラグビー元日本代表)「選手にとってシューズはとても大事ですよね。(決定まで)時間がかかると、(新しい)シューズにアジャストできず、本来の力が出せなくなってしまいます。早く結論を出して気持ちよくレースをさせてあげてほしいですね」
司会の加藤浩次「やるのは選手。靴が勝手に走るわけじゃないのだから、選手のことを一番大事にしてほしい」
文
キャンディ| 似顔絵 池田マコト