イラン・テヘラン空港を離陸した直後に墜落したウクライナ国際航空の旅客機752便(乗客・乗員176人)は、イランのミサイル誤射で撃墜された可能性が出てきた。アメリカのトランプ大統領が「イラン側の誰かがミスした可能性がある」と指摘し、カナダのトルドー首相も「イラン側が誤って地対空ミサイルで撃ち落とした可能性がある」とコメントを発表した。
NBCニュースは「米情報当局はイランのミサイルが誤って旅客機に命中したことを示す証拠を持っている」、CBSニュースは「イランの地対空ミサイル2発が発射されたのをアメリカの衛星が確認した」と伝えている。
米軍基地ミサイル攻撃の直後
イラン政府は「論理的でない噂だ」と否定し、墜落原因の調査にウクライナの参加は認めるが、ボーイング社やアメリカの参加は認めず、フライトレコーダーも渡さないとしている。
中東情勢に詳しい国際開発センターの畑中美樹・研究顧問はこう解説した。「墜落の5時間前にイランがイラクの米空軍基地をミサイル攻撃しました。その反撃の米軍機と誤解した可能性は考えられます」
文
モンブラン