レバノンに逃走した日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(65)の妻のキャロル・ナハス(53)がウソの証言をしたとして、東京地検特捜部はきのう7日(2020年1月)に偽証容疑で逮捕状をとった。
キャロルは去年(2019年)4月、東京地裁の証人尋問で、事件にかかわるオマーンの販売代理店関係者と会っていたにもかかわらず、「その人は知らない」「覚えていない」とシラを切ったとされる。
司会の小倉智昭「狙いは何なのか。レバノンにいるのを逮捕できるのでしょうか」
逮捕状出たキャロル夫人はベイルートの街を闊歩
キャロルはレバノンの首都ベイルート出身で、ニューヨークで暮らしていた。ゴーンとフランスのベルサイユ宮殿で豪華結婚式を挙げ、世界中に豪邸を持つ。ベイルートの自宅は6億5000万円をかけた家具が置かれ、シャンデリアは800万円したといわれる。
それらの費用は、日産自動車の資金から出た可能性があり、日産は立ち退きを求めて訴訟を起こした。ほかにも、ゴーンが日産の関連会社から引き出したと億単位のカネの一部が、キャロルの会社に入っていた疑いも浮上している。
ベイルートの街を闊歩するキャロル夫人の姿が目撃されている。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト