卑怯なカルロス・ゴーンを逃げ得で終わらせない方法は?第三国に出た時がチャンスだが...

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   レバノンに逃亡した日産自動車前会長カルロス・ゴーン被告(65)は、関西国際空港から不法手段で出国したとみられている。

   米ウォール・ストリート・ジャーナル紙のショーン・マクレーン記者によると、不法出国には元米陸軍特殊部隊の一員で今は民間警備会社に属する「脱出のエキスパート」がかかわったという。音響機器の黒いケース2個用意し、1個に本物の機材を入れ、もう1個にゴーン被告を隠して、底には呼吸用の穴を開けていた。

   これをプライベートジェット機に積み込んだが、関空ではプライベートジェットの保安検査が甘く、エックス線検査もしなかったという。

「日本への侮辱であり、許せない」

   それらしいプライベートジェットが2019年12月29日午後11時ごろに離陸、トルコのイスタンブールまで飛んで、他の飛行機に乗り換えた。

   石黒賢(俳優)「映画みたいだ」

   キャスターの伊藤利尋「パイロットが協力したのは間違いない」

   トルコ当局は民間航空会社の5人を逮捕、1人は「ゴーンを助けなければ家族に被害がおよぶと脅された」と現地メディアは報じた。レバノンでは政府関係者が出迎えたとの情報もある。ゴーン被告がベイルートの友人宅でワイングラスを前に微笑し、隣には妻のキャロルさんがいる写真も流れている。

   キャスターの小倉智昭「なんとかとっつかまえることはできないのか」

   国際弁護士の清原博さんは「レバノンが引き渡しに応じる可能性は低い。第三国に出ればインターポール(国際刑事警察機構)を通じて手配しているからチャンスはある」、若狭勝弁護士は「インターポールには強制力がないので、逃げ得感が強い」と話す。

   山田秀雄(弁護士)「世界的経営者が卑怯な手段で逃げた。日本への侮辱でもあり、許せない」

   ゴーン被告は8日に会見する予定だ。

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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