先週の19日木曜日(2019年12月)、札幌の国道12号線を走っていた乗用車に罵声を浴びせ、先に回り込んで急停車したあく、降りてきて「おい、こら」などと言いながら窓ガラスなどを叩き、車の前に立って、携帯で動画を撮り始めた男がいた。その様子を、被害車両の同乗者が撮っていた。ドアを閉めていたため実害はなかったが、警察に連絡したという。
話はまだ続く。この動画がSNSに公開されると、同じナンバーの車にあおられたという被害報告が続々書きこまれたのだ。「10月初め、江別市の道道110号で、前に回って急ブレーキと威嚇にあった」「江別によく出没する」「追い越し、並走、罵声、前へ回って急ブレーキにあった」などなど。他の車に同じように被害にあっているのを見たというのもあった。
禁止・厳罰化の法改正急げ
逮捕し、立件できないのか。専門家によると、あおり運転を禁止する法律ができていない今の段階では処罰は難しいかもしれないが、暴行罪なら成立するかもという。
吉永みち子(作家)「危険と恐怖がありますよ。被害届を出すべきです。雪の中だったりしたら、急に止めるのは危ない」
玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「まだ法案は成立していないけど、警察は、一罰百戒でやったらいい。複数やってるというから、警察もやれるのでは」
司会の羽鳥慎一「(あおり運転の取り締まりは)厳しく、という流れですからね」
だったら、「モーニングショー」も映像を加工したりせず、ナンバーをはっきり見せてはどうか。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト