げに恐ろしきは女の執念。今週の週刊文春の小泉進次郎の記事を読んでいると、そう思わざるを得ない。滝川クリステルと結婚して環境大臣就任以来、進次郎の株が下がり続けて止まらない。週刊文春は、独身時代の進次郎は、女性と泊まったホテル代まで政治資金で払っていたと報じている。これが事実なら政治家として失格だろう。
週刊文春が進次郎の政治資金収支報告書を精査すると、2010年からの9年間で、都内でのホテル代として約180万円を計上しているという。その中には、週刊文春が2015年8月13・20日号で詳しく報じた、復興庁元職員の女性と密会した東京プリンスホテルへの支出(約69万円)も入っていた。
しかも、同じ頃に、女性実業家で亭主も子供もいるA子とも"不倫"していて、彼女との逢瀬のホテル代も同じように政治資金で払っていたというのである。動かぬ証拠を握ったと週刊文春は書く。一枚の領収書(タイトル左に写真あり)にこうある。「泉進会様 ¥105842 2015.6/27~6/28 宿泊代 7/30振込確認済」
支出先は軽井沢プリンスホテル。週刊文春によれば、この日の夕方、進次郎は軽井沢で「G1新世代リーダー・サミット」に出席している。ここにはA子もいた。A子が先に出てホテルの自室へ向かい、午後10時半頃に進次郎も同じホテルの別棟(1泊10万円)に向かった。しばらくしてA子もその部屋に入り、彼女が出てきたのは午前2時を回った頃だったという。
週刊文春はA子を直撃したが、「お話しできません」といわれたという。だが、進次郎がA子に宛てたメッセージ、「ナイトセッション終わったらプリンスに戻るけど、A子は?」、さらに2人は1週間前から「来週が楽しみだね」「待ちきれない~!」と送り合っていたというのだ。
A子の友人が見たということになっているが、どう考えてもA子本人が週刊文春に提示したとしか思えない。なぜなら、A子の亭主は早い段階で「間男」進次郎の存在に気付き、結局、2人は離婚してしまったというのだ。そのことを知った進次郎は、彼女から離れていったそうだ。
A子がそんな"不実"な進次郎に複雑な感情を抱いたとしても無理はないのではないか。それにA子は滝クリとも親しかった。進次郎が電撃婚を発表すると、数日後に、A子はSNSに「大好きなクリステルさん。おめでとうございます」と祝福のメッセージを書き込んだのである。
女とのホテル代を政治資金で払うほど、進次郎はカネに細かい人間だからだろう、自分の選挙区に貼るポスターや、名刺、ビラの作成などの印刷代にも、不可解な点があると、週刊文春は指摘する。
印刷しているのは千葉県野田市にある「エムズクリエ」という業者。17年の衆院選では約510万円もここに支払っていて、12年から18年で合計約4300万円にもなる。選挙の際のビラやポスターなどの費用は一定額まで公費(税金)で負担されるのである。
なぜ、地元・神奈川の業者ではないのか。住所をたどっていくと、長年、小泉家の印刷を請け負っていた印刷会社を辞めた元営業マンの家で、社名も印刷所もない。その営業マンは進次郎に可愛がられていたという。彼は注文を受けると知り合いの印刷所に丸投げし、相場より高い請求をするそうだ。そんな「幽霊会社」に発注していたことには疑問が湧く。
元営業マンがいた印刷会社社長は、「小泉事務所からの受注額のうち何割かをキックバックしている可能性もあります」と話している。「エムズクリエ」の下請け会社社長も、元営業マンから仕事をもらっていることを認め、「これはエムズクリエ社に」「こっちは小泉事務所に」と二種類の請求書を書かされていると語る。
上脇博之・神戸学院大教授が、異常に高額な税金が登記もされていない幽霊会社に流れているのは、政治資金の適切な使い方ではない、キックバックなどの疑いを持たれても仕方ないから、きちんと説明責任を果たすべきだと指摘する。
滝クリと結婚しなければ、環境相などにならなければ、こんなことにはならなかったのにと、進次郎は後悔しているのではないかと推察するが、ご本人は「ポスト安倍」に自信満々だというから、週刊文春報道もカエルの面にションベンかもしれない。
「アメリカ大統領選」バイデン評判悪すぎて民主党はヒラリー・クリントン頼み
カエルの面といえば、トランプ大統領はその代表格だろう。無能の上、歴代大統領には並ぶ者のいない私利私欲だけの腐敗した人物なのに、きょう選挙が行われたら、おそらく勝つだろう。
これは私がいっているのではない。ニューズウイーク日本版で、サム・ポトリッキオ・ジョージタウン大学教授がいっているのだ。その根拠は、アメリカ経済が好調なこと。いま一つは、民主党がトランプに優る選択肢を示せないことだという。全米の支持率トップのバイデン前副大統領は77歳と高齢のうえ、最近はトランプに似てきているという。同じようにサンダースは78歳で、民主党員でさえない。
そのため、12月にテレビに出演して人気が再燃しているヒラリー・クリントンを候補として支持する有権者がバイデンを上回ったという。サムはこう結ぶ。<もしトランプが再選されれば、それは合衆国憲法にとって、そして建国の父たちが描いた人格と思慮と創造性を持つ大統領像にとっての敗北にほかならない>
秋元司ついに逮捕!国民にもわかりやすい汚職―野党は腕も見せどころだ
かねてから逮捕されるといわれていた元内閣府副大臣でIR(統合型リゾート)担当だった秋元司衆院議員(48)が、IR事業への参入を目指していた中国企業側から370万円相当の賄賂を受け取った容疑で、25日(2019年12月)に東京地検特捜部に逮捕された。
週刊新潮も週刊文春も、残念ながら締め切りには間に合わなかったので、読売新聞と朝日新聞の社説を読み比べてみた。両方とも、疑惑の徹底解明が求められるという点では同じだが、読売新聞はIRを東京五輪後の成長戦略の柱として準備が進められてきて、観光客の増加や地域経済の振興につながると、前向きにとらえ、巨額な海外企業からの投資資金の一部が、「行政への不適切な働きかけなどに使われることがあってはならない」と、カネの使われ方に注意を喚起している。
朝日新聞の方は、秋元議員の逮捕は「IR実施法の立案・審議過程や、その後の政府部内の手続きにも、大きな疑問符がつく事態」だとし、菅官房長官が見直す考えはないと言明したことに、「認識が甘いと言わざるを得ない」と批判する。「いったん歩みを止め、問題点を洗い出すのが筋」「今回の摘発は氷山の一角ではないのか。カジノ利権の解明なくして、国民の理解は得られない」と、IR事業そのものを根本から見直せと主張している。
安倍首相の「桜を見る会」疑惑では、国民の側の関心がいま一つ盛り上がらなかったが、何兆円という巨額なカネが動くカジノ建設にまつわる疑惑は分かりやすく、国民感情に火がつきやすい。
野党の腕の見せ所だが、心配なのは、野党議員にもIRに関与し、カネをもらっているのがいるのではないか。身内も切り捨てる覚悟を持ち、徹底的に追及してもらいたいものだ。
STAP細胞の小保方晴子さん 仕事帰りに雀荘寄って、ただいま同棲中
お久しぶり! 「STAP細胞はありま~す」で一躍名をはせた、あの小保方晴子(36)の近況を週刊新潮が写真と共に伝えているのだ。それも、帽子にマスク姿で麻雀をやっている姿まで隠し撮りしているのは、さすがというしかない。
STAP細胞騒動から早5年。恩師の笹井芳樹教授の自殺まで乗り越えて、STAP細胞の存在を叫び続けた小保方は、やはり割烹着姿で、細胞ならぬ洋菓子を作っているという。
雀荘には仕事が終わってからのほんの2、3時間立ち寄るという。そこから帰宅すると、そこにはパートナーがいるそうだ。事情通が、「同棲をはじめたのは、19年の初めころのようです。お相手は、小保方さんと同じく千葉県内に実家がある男性。彼が都内に購入した家に彼女が移り住んだ格好ですね」と話している。
週刊新潮は、STAP細胞がないならないと、彼女は一度、きちっと表明するべきだと難じる。いいではないか、国民の方はSTAP細胞のことなど覚えていないのだから。ようやく見つけた安住の地だもの、静かにしておいてあげようではないか。
二宮和也がいまなにより大切にすべきは「二人の生活」嵐のなかのギクシャクも父との関係も二の次でいいよ
進次郎同様、結婚問題でファンばかりではなく、仲間との人間関係も壊しているのは、「嵐」の二宮和也(36)も同じだと、週刊文春が報じている。二宮は、元フリーアナウンサーの伊藤綾子(39)との結婚をツアー中に発表した。「ニノはメンバーや仕事より恋愛を優先した」とファンが反発したのは致し方ないが、メンバーの大野智(39)や松本潤(36)との間も、不穏な空気が漂っているというのである。
なかでも松潤は、これまでも女性との噂が絶えなかったが、全てを否定してきたという。<否定し続けることがファンに対するアイドルとしての態度と信じる松本にとって、二宮がツアー中にファンに結婚報告するのは許容できることではなかったのだろう>(週刊文春)
私にはこの理屈が理解できない。アイドルといっても、みな40近いオジサンばかりである。それに女性のほうはもうすぐ40になるから、子どもが生めるかという心配もあるだろう。
二宮は、この結婚で家族とも距離ができてしまったという。二宮の父親は、週刊文春の「ご家族に祝福されていないという報道もある」という問いに、「そうみたいですね」と認めている。結婚するということは、他人が家族の中に入って来るということだ。多少の軋轢は仕方ないのではないか。何より大切なのは、二人の生活を守るということ。その次に家族や仲間がいる。私はそう思う。
沢尻エリカが保釈後に入院している病院は、慶應大学病院だそうだ。特別個室で費用は1泊5万円から24万円だそうだ。週刊新潮によると、ここへ紹介したのは、安倍首相の持病である潰瘍性大腸炎を診ている著名な准教授だそうだ。彼は沢尻の所属事務所と付き合いがあり、その縁で紹介したという。
NHK大河ドラマで沢尻の代役に決まった川口春奈(24)だが、週刊新潮によれば、出身は五島列島で、幼い頃に両親が離婚して、苦労して育ったという。母親は五島列島でスナックをやっている。2007年に新潮社の雑誌『ニコラ』のオーディションでグランプリを獲得。中学卒業後は東京・中野の堀越学園に通ったそうだ。川口の演技を、病院の個室で沢尻はどんな思いで見るのだろう。(文中敬称略)