1年3カ月ぶりの日韓首脳会談は、冒頭の撮影「頭撮り」から日本側はピリピリしていた。異例の展開だった。安倍首相の挨拶が「率直な意見交換」という決まり文句を中心に1分間だったのに対し、文在寅大統領は安倍首相の在任期間が最長に達したお祝いから始めて、「両国は地理的、歴史的、文化的に近い重要なパートナー」と対話を強調して3分以上話し、さらに続けようとするのを日本の外務省関係者がさえぎり、報道陣を追い出した。会談は予定の30分をオーバーして45分間に及んだ。
4月の韓国・総選挙まで進展なし
日本側は元徴用工問題をめぐる韓国最高裁判決が、日韓請求権協定に反して「法的基盤の根本にかかわる」と韓国の責任で解決することを求めたが、韓国政府は具体策を示さなかった。
伊藤利尋キャスター「かみ合わなかったですね」
デーブ・スペクター(テレビプロデューサー)「韓国の反日政治は一種の国技で、反感はあってもうまくやってきたんです。今回はずっと引っ張っている」
龍谷大の李相哲教授は「4月の韓国総選挙まで進展しないだろう」と見る。
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト