アメリカの経済誌「フォーブス」が発表した今年(2019年)最も稼ぐユーチューバーに選ばれたのは米テキサス州の8歳のライアン・カジ君だった。投稿された動画の累計再生回数は435億回を超え、年収はなんと28億円(2600万ドル)。
天真らんまんのライアン君の自然体の姿が、世界中の同世代の子どもたちと親を虜にしている。父親は日本人のシオンさん(31)。「グッとラック」は早速取材した。ライアン君は3歳で自らの意思でユーチューバーになり、動画で紹介したおもちゃが大ヒットし、いまも企業からコラボ依頼が殺到している。
企業とコラボした玩具、文房具、お菓子が1000件以上
「現在、100社以上のメーカーとライセンス契約をしていて、発売されている種類は、玩具、文房具、衣類、ペット用品、お菓子とか1000件以上あって」と語る。
シオンさんは設計士、妻ロアンさんは高校教師だったが、ライアン君の人気を受けてともに退職し、2017年に制作会社を立ち上げた。ライアン君が「クリエイティブディレクター」だ。
シオンさんは10月(2019年)に台風19号で関東地方が被害を受けたとき、たまたま日本に帰国しており、その被害を見てアメリカに戻ると、ライアン君と相談して日本財団に1000万円寄付したという。
ライアン君は今後の活動について、「25歳まではユーチューバーを続けるかな。25歳ぐらいになれば、自分の好きなことが見つかると思うんだ。(将来の夢は)ゲームを作るプログラマーか、芸人になりたい。いろんな人を笑わせるのが好きなんだ。(日本へのメッセージについて)いつか日本に行ったときに、みんなに会えるのを楽しみにしているよ」
司会の国山ハセン「8歳で28憶円!」
キャスターの立川志らく「どうなんでしょうか。こういうのは」
国山「ご両親の協力もあってのことだと思いますが」
志らく「子どもはまた大きくなるので、いつまで続けられるか」