東京五輪まであと200日余。いま話題なのが期間中の民泊料金だ。
新宿区四谷にある築40年の木造アパートは、和室2部屋14平方メートルの民泊料金が1泊22万円。オーナーは「40万円の所もあるという記事を読んで値段をつけた」という。すでに問い合わせが1件あったそうだ。
築地には洋室2部屋25平方メートルで、通常は1泊1万円を95万円に上げた物件も登場した。
小倉智昭も「いくらなんでも高すぎるだろう」と呆れる
キャスターの伊藤利尋アナウンサー「4か国語対応のコンシェルジュつきだそうです」
司会の小倉智昭「いくらなんでも高すぎるだろう、その広さで」
石黒賢(俳優)「いやあ驚きました」
都心の主要ホテルが、軒並み大会関係者や旅行会社に仮押さえされて旅行者には予約できない状態で、これが民泊の高騰につながっている。一般ホテルはあまり高くするとリピーターが離れて自制するが、民泊はここぞと値上げする傾向がある。こうした民泊のあり方に「旅館業界からは疑問の声も出ている」(ホテル評論家の瀧澤信秋さん)のだ。
若狭勝(弁護士)「ありえない金額は、民法的に無効の可能性がある。どこかで制限しないと、へんな組織がかかわることも考えられます」
若狭弁護士によると、1泊95万円は「アウト」という。「通常料金の10から20倍でも灰色とされますから、とてつもない倍率です」
伊藤アナ「ようやく観戦チケットをとったのに、ホテルをどうするんだという人が出ます」
瀧澤さんは「仮押さえの一部キャンセル」「電車で30分圏内の施設」「ネット予約できないレジャーホテル(ラブホテル)」「キャンセルが発生する4日前」が狙い目だという。
小倉「4日前まで待つ勇気がありますかね」