ニューズウイーク日本版に「首脳の成績表」という特集がある。グラフで「経済政策」「国内政治」「リーダーシップ」などが示されているのだが、来年(2020年)からは総合点で表記してもらいたい。トランプは、リーダーシップと安全保障に欠点アリという評価。コメントは「有権者が彼に2期目を与えるなら、自国の大統領には人格、品位、能力が不要だと判断したことになる」と厳しい。当然か。
イギリスのボリス・ジョンソン首相は、「ブレクジットを経済的損失なく成し遂げたら、そのとき道化師は魔術師になるかもしれない」と、お手並み拝見というところ。ドイツのアンゲラ・メルケル首相は、経済政策と安全保障、それにファッションに評価が低い。プーチンロシア大統領は、外交とタフネスで高得点だが、他の方面では評価が低い。中国の習近平主席は、どれも平均点。「米中貿易戦争から香港デモまで頭の痛い問題だらけ。強権的な政治手法にさらに磨きがかかる」と見ている。
安倍首相はどうか。意外にも、国内政治以外はかなりの高得点。「スキャンダルの証拠は全部シュレッダー行き(?)だが、世界での日本の存在感を高めた功績は大きい」としている。私の安倍首相の評価は、外交を除いて、リーダーシップ、安全保障、国内政治、経済政策、タフネスは1か2だな。
無責任な発言が多い飯島勲内閣参与だが、週刊文春の連載で、「年明けの解散はない」「首相が衆院解散・総選挙を断行するとしたら、最も早くて通常国会の開幕後、七月の東京オリンピックの開幕直前よ」といっている。小池都知事が再選を目指す都知選とダブルだというのだ。自民党の都知事候補は橋本聖子か丸山珠代。まあ、あんまり盛り上がらないだろうな。
台風帰宅だけじゃない森田健作・千葉県知事の公私混同―出身事務所タレントが地元ラジオ局に多数出演
週刊文春が追及している森田健作千葉県知事の公私混同問題。今回は、「売れないアイドルに県が仕事を発注していた」というもの。台風15号が直撃した日に、公用車で別荘を見に行った「疑惑」で、自分の給与の一部を削減するといったが、その額があまりにも少ないので、再び批判されているが、今度は、その翌日、地元のFMラジオ局「ベイエフエム」のレギュラー番組の収録のためにスタジオを訪れていたというのである。
周囲から「こんなことをしている場合じゃない」と諫められ、慌てて県庁へ引き返したそうだ。不思議なことに、この森田知事のレギュラー番組が、突然休止になったというのだが、何があったのか。ベイエフエムと千葉テレビの筆頭株主は千葉県だから、県知事の影響力は絶大だそうだ。
そこに、彼の出身事務所である「サンミュージック」のタレントたちを多数出演させているという。中でも小野真弓(38)という女性がお気に入りだそうで、2010年に開催された「ゆめ半島千葉国体」では、開会式のフィールド司会に抜擢したというのだ。森田が名誉監督をしている野球チームのマスコットガールに就任させたり、森田のラジオ番組でアシスタント役をしていたという。
それ以外にも、森田知事には女性の噂が絶えず、奥さんは森田の妻であることを隠して銀座で合コンをしたり、森田の元付き人を追いかけて中国に"出奔"したこともあったそうだ。こんな知事を頂いている千葉県民が可哀想になる。
森田もそうだが、週刊文春は狙った獲物は諦めない。先週報じた安倍首相の補佐官・和泉洋人と大坪寛子厚生労働省大臣官房審議官との「京都不倫旅行」疑惑を続報している。菅官房長官などが2人を庇っているが、2人が山中伸弥所長に「iPSストック事業に国費を投入することは打ち切る」と伝えたことは事実だと報じている。大坪が原案を作った文書を入手し、そこにははっきり「法人に対しては国費を充当しない」と記されているそうだ。
また、京都旅行は、大坪は公務の出張だが、和泉は文部科学省の担当部局に「休暇を取って行く」と伝えていたことも掴んだ。以前、週刊文春が直撃した時、和泉は「僕は出張ですよ」と答えていたのだ。この不倫疑惑、まだまだ尾を引きそうだ。
美智子上皇后の体調不良は週刊誌記事が原因―上皇侍従次長の発言に週刊新潮が猛反論
週刊新潮が宮内庁に噛みついている。美智子上皇后の体調がなかなか戻らないと報じられている。心配なことだが、12月13日(2019年)、上皇職のレクで、高橋美佐男・上皇侍従次長が、美智子上皇后の体調変化の一端は、さまざまな週刊誌に驚くような記事が出ていたことも関係していると、週刊誌の報道を批判をしたというのだ。
なかでも、「二重権威」ということにこだわっているようだ。美智子上皇后は2人の天皇がいるような錯覚を世間に生み出す事態は避けなければならないという姿勢で臨んでいるのに、こうしたことを報じられ、心を痛めているというのである。これを報じたのは週刊新潮である。詳しくは触れないが、いろいろな場面で、二重権威と思われることがあると、何度か報じた。
こうした事態は、宮内庁が調整すれば防げるのに、メディアへ責任転嫁するとは筋違いだと、週刊新潮はバッサリ。美智子上皇后は、以前から週刊誌の見出しを見たり、時には読んだりしていると報じられている。上皇后になったのだから、もうそのようなことはしないで、ゆったり日々を過ごしてほしいものだが。
秋篠宮家にも異変が起きていると、週刊文春が報じている。11月30日、秋篠宮の誕生日の日、赤坂東邸に職員やOBが集まったが、そこに眞子さんと佳子さんがいなかったというのだ。どうしたのだろう。
婚約延期の期限が迫ってきているが、小室圭のほうに動きがあるという。「年明けに再度、説明文書を出すべく、目下、極秘裏に準備を始めているのです」(小室家関係者)らしいのだが、母親と元婚約者との金銭トラブルはほとんど進展していないという。そんな状況で、何を発表するというのだろう。出せば、再びメディアや国民から批判の声が出るに違いない。眞子&圭の考え方には、私もいささか疑問があるのだが。
池袋・母子轢殺の飯塚幸三88歳 両手杖でもクルマ運転「体力に自信あった」
池袋でクルマを暴走させ、12人を死傷させた飯塚幸三・旧通産省工業技術院元院長(88)が、インタビューに答えている。TBS社会部の守田哲記者が聞いたものだが、そこで飯塚は、自分の体力にはその当時自信があったのだが、それは高齢者としての判断だから、第三者が見たらどうだったかわかりませんといっている。
たしかに、近隣住民は、事故の前から2つの杖をついていて、杖がないときは壁にもたれて歩いていたと証言している。とても、体力に自信があったとは思えない。かかりつけの医者からも運転を止めるようにいわれていたという報道もあった。
飯塚はさらに、インターネットで事実と違う報道がされている、決して事故をもみ消すなんてできるはずはないともいっている。だが、母親と当時3歳だった子どもをひき殺したことへのお詫びの言葉はなかった。
フライデーから3本。BMWというのはクルマ好きにはたまらないものなのだろう。そのBMWの正規ディーラーだったが、2017年に契約を切られた横山健治〈63〉が、悪質で陰湿なBMWジャパンのいじめを告発している。
日本で販売可能な台数は3万5000台ほどなのに、全国のディーラーに課せられたノルマは計5万8000台だという。仕方なくディラーたちは、販売目標を達成するため、自らクルマを買い、運輸支局に所有者登録して、「新古車」として売るのだそうだ。計画の台数をクリアすると、BMWからボーナスが出るので、その穴埋めをしてきたそうだ。
それも限界に来たという。13年以降は、計画台数の4割が「新古車」になってしまって、ボーナスをもらっても追いつかなくなったそうだ。ノルマが達成できないと、BMWの社員から「ふざけんなコラー」という恫喝まがいの電話を受けた者もいるという。これではBMWというブランドが泣くな。
笑わない男・ラグビー稲垣啓太の羨ましすぎる私生活・・・恋人は元AKB、2000万円の高級車、お洒落なストリートファッション
麻薬取締法違反の疑いで逮捕された沢尻エリカが、保釈されて以来いるのは、都内の病院のバカ高い個室だそうだ。1泊7万円で、月に200万円近くになるという。彼女の事務所が払っているのだろうが、あまり甘えさせると、彼女のためによくないと思う。
ラグビーW杯で笑わない男として有名になった稲垣啓太は、元AKB48アイドルと熱愛し、2000万円もする高級車を乗り回し、ストリートファッションに凝っているという。プロ契約している稲垣の年収は3000万円前後だというから、羨ましいものだ。
週刊新潮がNHKに噛みついているが、こちらのほうは頷ける。何しろNHKはカネが入って来て笑いが止まらないようだ。全国の受信料の支払い率は、ここ10年で10%も上がり、昨年度は過去最高の81%、7235億円だそうだ。さらに、1年間に手元に残るカネは、昨年度は1216億円もある。
NHKの資産は現金や有価証券で約6500億円。内部留保は昨年度で約3000億円だという。職員の平均年収は昨年度で1098万円。NHKの昨年度の番組制作費は約3500億円。民放キー局を合わせても約4000億円にしかならないというのに。
これだけ儲かっているのに、受信料を値下げしないどころか、ネットの同時配信をして、パソコンやスマホでNHKを見る人間からも受信料を取るつもりなのである。今のNHKは公共放送という使命を忘れ、金儲けだけに走っている。そういわれても致し方あるまい。
秋元司自民党衆院議員(前副大臣)が、IR絡みで外為法違反で東京地検特捜部に追い詰められている。追い詰めているのは「狂気の特捜部長」(週刊新潮)といわれている森本宏部長だ。ここで手柄をあげれば、名古屋大学卒としては初めての検事総長候補だそうだ。久しぶりに「バッジ」を挙げられるか、注目である。(文中敬称略)
【絶対当たらない馬券術】一波乱ありそうな有馬記念!あえてアーモンドアイを本命から外す
いよいよ有馬記念だ。史上最強牝馬アーモンドアイが史上最強馬になる瞬間が見られるのか。今回の有馬は一波乱ありそうだ。何しろあのディープインパクトが敗れたレースだから。そこで本命にはレーン騎乗で走りが変わったリスグラシューを指名する。これで引退というのが少しひっかかるが、レーンを指名したところに陣営の本気度が窺える。
対抗にはアーモンドアイ。▲にはフィエールマン。△はスワヴリチャード、ワールドプレミア、サートゥルナーリア、キセキ、ヴェロックス、アエロリットまで。GOODLUCK!