きのう17日(2019年12月)午後11時ごろ、神奈川県川崎市の首都高速湾岸線上りの川崎航路トンネルでトラックが炎上、路肩に停車したが、炎とともに真っ黒な煙がトンネル内に充満した。数メートル先も見えず、後続の乗用車や観光バスなど14台が絡む玉突き事故になった。警察によると、観光バスの運転手1人が死亡、28人が重軽傷を負った。
レポーターの上路雪江が現場のトンネルの上側から、「ちょうど20分前に通行止めが解除されました。このトンネルは海底トンネルです。8人の男女の人が換気塔に避難されたそうですが、煤だらけになった人もいるといいます」と伝えた。
避難した人はススだらけでまっ黒
交通事故鑑定人の中島博史さんは、「トンネルの中央が下り坂なので、煙が1点に集まる『煙だまり』が発生しました。車両火災によって、有害物質を含む煙が逃げ道を失い、トンネル内に充満して、後続車は突然視界を奪われ急ブレーキし、追突したのでしょう」と分析する。
キャスターの立川志らく「火災も怖いんですが、煙も真っ黒になっていて」
根本美緒(気象予報士)「こういう時、どうすればいいんでしょうか。このまま行くか、降りて避難するか。難しいでしょうね」
志らく「海底トンネルですからね」
司会の国山ハセン「トンネル内の事故が、これほどまで恐ろしい、危険なものだと改めて確認しました」
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト