静岡・浜松市の認可保育園で、25人いる保育士のうち17人と栄養士1人が退職届を出す騒ぎになっている。園児142人(2019年12月12日現在)を預かる「メロディー保育園」で、保育士らの説明によると、高部志保子園長の夫が副園長に就任した5年前からハラスメントを受け続けているという。
具体的には、園児や保護者の前で罵倒されたり、ミスをした保育士をADHD(注意知陥、多動性障害)などと決めつけたり、つわりは病気じゃないので休むのはおかしいと会議で批判されたりしたという。嫌がらせは保護者にも及び、園に意見を言うと悪質クレーマー扱いされることもあった。
浜松市も「早急に改善報告書を「提出せよ」
高部園長は「保護者や子どもたちのことを第一に考えて対策を取って行きたい。退職を申し出ている職員たちとも存続に向けて話し合いたい」と話している。
認可した浜松市は早急に保護者説明会を開催し、16日(2019年12月)までに保育園側の改善報告書を提出するように求めているが、簡単には解決しそうにない。
中瀬ゆかり(「新潮社」出版部長)「大本の原因がはっきりしているだったら、その進退を含めてどうするのかをまず話し合えばいいじゃないでしょうか。3分の2に当たる保育士が一斉にというのは、よほどのことだと思いますよ」
古坂大魔王(タレント)「信頼が確実になくなっていますよね。これだったら、(子供を)預けないですよ。副園長をいったんどかすのが一番いい。でも、辞めないんでしょうね」
文
モンブラン