国会議員会館の地下売店「晋ちゃんまんじゅう」が売れない!賞味期限近いと大幅値下げ
週刊新潮の巻頭特集は、次期農水大臣と目されている小里康弘代議士(61)が、3年ほど前、六本木の会員制ラウンジで知り合った若い女性(上智大)にSEXを求め、1回10万円ほどを渡していたというものである。彼女がいうには、ショートメールで「今日会える?」というメッセージが来て、逢瀬の場所は東京・赤坂のエクセルホテルだったという。
足掛け3年に及ぶ付き合いにピリオドを打ったのは彼女のほうからだった。そこでこんなメールを送った。「これまでの関係を清算したいと存じます。つきましては300万円をお支払いいただけますでしょうか」
これって恐喝になるんじゃないのかね。小里が訴えないと見切ってのことなのだろうが。彼女はもっと大きい金額を提示しようと考えたが、同じようなトラブルを抱えている友人に相談したら、300万円ぐらいと聞いたので、そう提示したら、「さすがにそれは高すぎます」といってきたので、180万円で手を打ったという。すでに振り込みもされたそうである。
不可解な記事だが、小里代議士の父親は宏池会で、村山内閣で阪神大震災のとき、震災対策担当大臣を務め、宮沢派から派閥を受け継いで小里派を名乗った大物議員だった。小里は父親のカネと看板、地盤を受け継いだ典型的な二代目である。したがって、週刊新潮の直撃にもしどろもどろ。
<「世の中のね......じゃあ、ね。こう決めました。要するに、私はそういう、道徳に悖るような、あのー、行為、活動は一切ありません。対女性関係においても、また、対一般の関係においても、対地元の関係においてもですね。一切ありません」>
当選5回だそうだが、これでは任命下手の安倍首相でも大臣にはできないだろう。 臨時国会の最中に、東京地検特捜部が秋元司衆議院議員(48)の元秘書2人の家宅捜索に入った。その会社は元秘書が2011年に設立したもので、芸能ビジネスなどを手掛ける会社だという。一時は秋元自身も顧問を務めていた。
秋元には前々から、付き合っている「怪人脈」が噂になっていた。昨年の大晦日には、ボクシング元王者・メイウエザーが参戦した格闘技イベントに、プレゼンターとして登場したが、招聘に関わったグループには反社勢力が含まれていた。4月に週刊文春は、秋元が東レの社長にヤミ金の借金1億2000万円を取り立てたと報じている。パチンコ業界やカジノ業界とも近いといわれているそうだ。
特捜部の狙いは、週刊文春によれば、安倍政権の肝いりの「企業主導型保育事業」を巡る詐欺事件への秋元の関与だそうだ。特捜部の平検事たちは、年末の予定をすべてキャンセルして臨戦態勢を取っているという。来年1月(2020年)に交代すると見られている森本宏特捜部長の威信がかかっているというのだが、注目である。
週刊新潮のグラビアが必見。議員会館地下の売店では、首相の饅頭が売られている。ここ何年も「晋ちゃんまんじゅう」がお土産の人気だったようだが、異変が起きていた。「新しい時代の晋ちゃんまんじゅう」は、内閣改造のときの大臣がズラッと並んでいる。小泉進次郎らしき人物の「ありがとう平成!!」という吹き出しがある。この中にはスキャンダルで大臣を辞めた菅原一秀や河合克之もいるからだろうか、それとも「桜を見る会」疑惑もあり、安倍政権の終わりが近付いたことで不人気なのだろうか、定価700円が500円に値下げされ、「賞味期限が近いため大特価です」と書かれているのである。安倍首相は知っているのだろうか。