県PR戦略室「わが県は慎み深い女性が多い」と反省ゼロ
県のPR戦略室は、看護や介護時間の長さについては「人を思いやる優しい気持ち」、彼氏がいない独身女性の多さについては「慎み深い女性が多い」という意味だったと説明。動画をそのまま続ける予定だ。
中には「自虐ネタなのでは?」という意見もあるが、そうだとしても失敗だ。鳥取県知事の「スタバはないけどスナバ(砂場)はある」発言や、魅力度ランキング最下位の茨城県の「のびしろ日本一」アピールとは明らかに違う。コラムニストの木村隆志さんは「共感を呼ぶ自虐ネタは誰も傷つけていないが、愛媛県の動画はまじめに頑張っている人びとを揶揄している感じに聞こえる。炎上してPR効果が出たという声もあるが、県民の指示を得ていないし、県外にはマイナスイメージを植え付けた」と話す。
山口真由(ニューヨーク州弁護士、元財務官僚)「彼氏がいないと慎み深いというのは本気でイラッとしました。真剣に生きている人をステレオタイプに見ている」
司会の羽鳥慎一「毒舌のタレントさんでも炎上しない人がいますが、それはやっぱり誰も傷つけていない人です」