島民の収入の半分が家賃に消える
3年前から5人家族で宮古島に住む男性は、去年12月に管理会社から6万2000円だった家賃を9万円にすると言われ、困惑している。
例えば6畳、8畳の1Kの物件が8万円と、東京23区並みの家賃。しかし、島民の所得は東京の平均の半分以下で、月収に換算すると16万円ほど。収入の半分が家賃となってしまう。
MCの国山ハセンは「まさにバブルの光と影ですね」とコメント。司会の立川志らくは「マナーの悪さは民度の低さです」とバッサリ。
社会起業家の安倍敏樹は「マナーがよくなっていくためには、マナーを訴える一定のメッセージが必要になってくる。その中には罰金があってもいい」と提案。公認会計士の森井じゅんは「家賃の問題は宮古島だけではなく、観光が盛んなところはそうなっていく。宮古島だけの問題ではない。観光業というのは、一次産業、二次産業がダメな場合の最後の砦。本来、政府は日本がどんな産業を育てていくかを考えなければならない時に観光に頼っている」と指摘した。
文
バルバス| 似顔絵 池田マコト