北朝鮮が「安倍は完全なバカ!」「犬以下!」とこきおろすわけ 追い詰められた北が次に打つ手は

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   北朝鮮中央通信がおととい11月30日(2019年)、安倍首相を「完全なバカ」とこきおろした。かつてないほどの挑発には何が込められているのか。

   北朝鮮は先週の11月28日、朝鮮半島の東海岸から弾道ミサイルらしい物体2発を発射、日本の排他的経済水域の外に落下させた。これに対して、日本政府は安倍首相が「たび重なる弾道ミサイルの発射は、国際社会への深刻な挑戦」との談話を発表した。北朝鮮は激しく反発し、外務省日本担当局長の談話として「安倍のような間抜け」「無知と愚昧」「犬以上には見られない」と他国への批判としては非常識な言葉をまくし立て「ロケット砲とミサイルを見分けられないのか」「一人安倍だけが言い張っている」とも強調した。

年内にも危険なミサイルが日本に飛んでくる?

   朝鮮半島情勢に詳しい李相哲・龍谷大学教授は「ミサイルなら国連制裁決議に反する。新たな経済制裁措置を日本が求める可能性があるため、ミサイルと認めたくない」と解説。北朝鮮は石炭の輸出が2年前の10分の1に減るなど、これまでの経済制裁がそれだけ効いていると分析する。

   共同通信の磐村和哉編集委員兼論説委員は「北朝鮮がミサイルを日本の領海に落とす可能性」を指摘。李教授は「年内にも日本上空をこえるミサイルの発射も考えられる」という。

   司会の小倉智昭「日本国民も関係者も本土被弾はないと思っているが、こればかりはわからないよ」

   キャスターの伊藤利尋アナ「日本の近くまでならいいという空気が米国の一部にあることとも、日本はどう向き合うべきなのか考えないといけません」

文   あっちゃん| 似顔絵 池田マコト
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