20人に1人が性暴力被害!「でも、だれにも相談できなかった」国際政治学者・三浦瑠麗さんも・・・

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加害男は反省もせず同じ行為を繰り返す

   親に告白するか黙っているか、選択は難しい。ゲストの日本臨床心理士会の信田さよ子理事(原宿カウセリングセンター所長)はこんなアドバイスをする。「気持ちが混乱しているときに、親がまず第一に言うことは、『相談してくれてありがとう』ということだと思います。母親である私を信頼してくれたことに対し『ありがとう』と伝えることです。

   娘が性被害を受けると、母親は半分、自分も被害を受けたような感じになるんです。ついショックで叱ったり、責めてしまう。それは頑張って言わないでほしい」

   信田理事はこうも指摘する。「性暴力被害の深刻さは想像以上で、みなさんにわかっていただきたい。性被害を特別扱いしないで欲しい。ごく当たり前に日々生きている人なんだと心掛けてほしいんです」

   社会が特別扱いするために、被害者が黙ったままでいる。一方、加害者の男は反省もせずにのうのうと同じ行為を繰り返す。

NHKクローズアップ現代+(2019年11月27日放送「まさか家族が性暴力に・・・身近に潜む被害」)

文   モンブラン
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