24日(2019年11月)に投稿された映画上映中のスマホ使用を非難するツイートに、2万5000件を超すリツイートがあり、3万件を超す「いいね」が寄せられた。「映画上映中のスマホ。マジで映画館もっと注意喚起徹底してくれ。何で2000円近く出して観客が気を揉まなきゃならんのだ。IMAXとかドルビーシネマとか最新の上映設備も良いけど、たった1個のスマホが全てをぶち壊す。照度最低でも見えてるからソレ」というツイートだ。
10代から70代の100人に聞いてみると、「気にならない」は16人、「気になる」が84人だった。なぜ映画を見ている最中までスマホに触ってしまうのか。普段どのくらいの時間スマホを使わずにいられるか聞いてみると、「10分が限界」という人が19人もいた。長編映画の3時間内に限界を迎える人の合計は過半数の54人だ。
10分も我慢できない依存症
明星大学心理学部の藤井靖准教授は「スマホはすぐに情報が入るが故に、人が我慢する力を落としてしまう」と話す。「感情が映画によって湧き起らないと、退屈になってスマホを見てしまう人もいるのでは」という。
動画サイト普及の影響もあるらしい。「動画サイトでは、どんどん自分で早送りして、見たいところだけ見られます。映画館は当然そうではない。普段の動画の習慣とはかけ離れているので、自然と自分の求めているものはスマホにあると思ってしまうのでしょう」と藤井教授は話す。早送りできない映画では集中力が途切れてしまい、上映中にスマホをいじってしまうというのだ。
司会の加藤浩次「10分我慢できない人は、映画館行かない方がいいよ。後からネット配信されたときにダウンロードして、スマホで見ればいいじゃない。そんなにスマホが好きなら。どうしても行きたいなら公開が終わるころ行って!」
近藤春菜キャスター「それで、入り口付近の席を取ってください。スマホが鳴ったらすぐ外に出て!」
加藤「もしくは後ろ。一番後ろの列」