キャンベル氏、子ども時代の恐怖体験を語る
東京大学名誉教授のロバート・キャンベル氏は小学生のころ、ニューヨークで連れ去られそうになった経験を語った。知らない男に、キャンベル氏が当時集めていたコミックを見せてあげると誘われ、途中までついて行った。「知らない人のアパートに行ってはいけないということは教えられていたが、子どもにとって1つでも共感することがあると、自分と同じだと思ってしまう」と話した。
ロバート・キャンベル「リアルとネットの違いは段々なくなってきている。会いに行ってはいけないといくら言っても子どもは行ってしまう。だとすれば、どういう状況で会えばよいのか。例えば、みんながいる場所で会うとか、相手のラインのアドレスなどを友達に教えておくとか...」
高橋さん「今の子たちはネットでの知り合いと会うことに全く抵抗がない。隠れて会われてしまうよりは、最低限自分の身を守るための準備をしてから会ってほしい。会うのは明るくて人が多い場所で。事前に相手の連絡先も教えてほしいと伝えた方が現実的かなと思います」
文
ピノコ| 似顔絵 池田マコト