「模範的で真面目。正社員になってほしかった」少女2人誘拐男はバイト先でも評判だった

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   大阪市住吉区の小学6年生の女児を誘拐したとして逮捕された栃木県小山市の佐藤仁士容疑者は、どんな男なのか。35歳なってもちゃんとした仕事につかず、どうやって生活していたのか。住んでいる家は結構大きいし、掃除もしてあるようだ。「モーニングショー」は「素顔は?」と取り上げた。

   中学時代の同級生は「模範的な真面目な生徒だった」と話す。「部活は剣道部で、真剣に打ち込んでいるなって見えましたけど」。成績は優秀だったという。ただ、高校受験で第一志望に合格できなかった。同級生の母親はこう話している。

「高校受験に失敗したころから、ちょっと変っちゃった。今までいい子できたのに、バンッて爆発しちゃったみたいに」。周囲とも疎遠となり、「バイトとか行ってて、いろいろやってたみたいだけど、続かないみたいな感じ。ラーメン屋さんで1度見かけましたね」

   バイト先の社長も「几帳面だし、よく仕事やってくれているので、正社員になってもらいたいと思っていたんだけどねえ」という。

   佐藤容疑者は長男で、弟と妹は成人すると家を出て、母親は介護のために近所の祖母の家に住んでいるという。「大きな家に、仁士君が一人暮らしだった」(同級生の母親)

「優しいから」とSNSで見知らぬ男に会う少女たち

   大阪府警の取り調べに対して、佐藤容疑者は「親に無断で連れてきたが、誘拐ではない」と供述しているという。佐藤容疑者の家にはもう一人、15歳の女子中学生もいたが、いずれもSNSで知り合い、監禁されていた様子ではなかった。

   アシスタントの斎藤ちはるアナ「警察庁によりますと、18歳未満で事件に巻き込まれたSNS被害は、5年連続で最高記録を更新しています」。2012年度は1076件だったが、18年度は1811件と1・7倍近い。会った理由で最も多いのは「金銭目的」(29・6%)、次いで「優しかった。相談に乗ってくれた」(22・9%)、「交遊目的」(17%)だ。

   斉藤「警察は性犯罪につながる恐れのある不適切な書き込みを監視して、直接指導するなどの対策をしていますが、警視庁の元刑事の吉川祐二さんは、『家庭や学校でSNSの危険性を教育することが大事』と話しています」

   石原良純(タレント)「SNSの危険性といわれても、こんな事件は初めてで、親としては困ってしまいますよね。じゃあ、やらせないというわけにいかないじゃないですか。学校の連絡もこれで来るわけだし」

   司会の羽鳥慎一「SNSの怖い一面を改めて感じさせました」

カズキ

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