制限したほうがいいのは肥満と糖尿病の人だけ
糖質を制限したほうがいいのは、肥満の人、糖尿病とその予備軍の人のみ。期間は1年以内にとどめ、完全に抜いたり、極端に減らしたりするのはNGだ。慶應義塾大学医学部の伊藤裕教授はこう警告する。
「太っていなくて、糖尿病でもない人が糖質制限をやるのはよくないんです。必要もないですし、長期間やってしまうと、体に負担がかかってしまいます」
厚生労働省の食事摂取基準によると、あまり運動をしない40代女性が、健康を維持するために摂るべき糖質の量は1日220グラム以上。食品に含まれる糖質の量は、たとえばご飯(茶わん1杯)なら55.7グラム、明太子スパゲッティなら73.1グラム、親子丼なら107.5グラムで、食事からしっかり摂らなければいけないというわけだ。
松岡アナ「運動をそれなりにする20代女性は1日245グラム。(博多)華丸さんや大吉さんのような40代男性は、290グラムが目安です。10代の子供だと400~500グラム摂らなければいけないんです」
文
ピコ花子