「家にいるのが辛くて外に出るのに...」双子ママが涙
1歳1か月の双子を持つ都内在住の31歳母親は「家にいるのがつらくて外に出ているのに、さらにつらい目にあって泣きながら帰ることもあります」と多胎育児の大変さについて語る。バスなどではベビーカーを見た瞬間に「乗れないよ」と冷たくあしらわれることもあるという。
「ベビーカーを畳めるなら」と言われることもあるが、1歳1か月の双子は1人約8キロ。2人を抱っこひもで抱え、リュックサックを背負い、10キロ以上あるベビーカーを持ち上げて乗るのは大変で、1人では実現性は低い。
「家で1人で育児しているとイライラしてしまうので、頑張って外出しようとしているのに断られるのはつらい。このまま(双子をベビーカーに乗せたまま)乗れるようにしてほしい」と涙を流した。
杉山愛(元プロテニスプレーヤー)「(子どもが)1人でも、子ども抱えて、バギー畳んで、荷物を持ってバスやタクシーに乗るというのは大変でした。2人なんて想像を絶する大変さだと思う。それがあんなに冷たい言葉でご苦労されて...。ちょっと手を差し伸べたり、声をかけたりするだけでママたちは救われると思う」
司会の加藤浩次「中にいる乗客の人がベビーカー運ぶのを手伝えばいいんじゃない」
橋本五郎(読売新聞特別編集委員)「そうそうそう。ちょっと手を貸せば難しい話じゃないと思いますよ」