「田代は病気」「国母は重罰逃れ」―麻取元監査官「薬物犯は絶対に見逃しません」

全国の工務店を掲載し、最も多くの地域密着型工務店を紹介しています

   元タレントの田代まさしが覚せい剤所持、五輪スノーボード元代表の国母和宏が大麻輸入で逮捕され、厚生労働省麻薬取締部の牧野由紀子・元主任監査官が「グッとラック!」で薬物の危険性について、改めて解説した。

   キャスターの立川志らく「田代容疑者の事件を聞くたびに、(覚醒剤は)本当に怖いとわかりますよね」

   田代はこれで逮捕4回目だ。牧野元主任監査官は「病気ですから。覚醒剤と聞いただけで脳が反応してしまうんです。本当に治すには、医者との連携で10年~20年かかります」という。

乾燥大麻の2倍で取り引き

   国母が国際郵便で密輸しようとした大麻は、茶色の水あめ状で、紙に塗りつけられた状態で3つに分割され、ビニールなどに包まれていた。これは大麻成分を凝縮したもので、乾燥用大麻に比べると約2倍、1グラム1万円以上で売買されているという。国母は輸入は認めているが、売買は否定している。

   牧野元主任監査官「個人使用としては量が多いです。営利目的の方は罪が重いので、それを知っていて否認しているのではないでしょうか」

   これまで大麻や覚せい剤がらみの事件をで50件以上も担当した弁護士の山岸久朗は「大麻は『ケートウェードラッグ』と呼ばれ、覚醒剤への入口になっています」と警告した。

文   モンブラン
姉妹サイト