アメリカから大麻を輸入したとして、五輪スノーボード男子の元代表でプロスノーボーダーの国母和宏容疑者(31)がきのう6日(2019年11月)、厚生労働省麻薬取締部(麻取)に大麻取締法違反・営利目的輸入の疑いで逮捕された。
成田税関が国際郵便の中に大麻を発見し、通報を受けた麻取が10か月捜査して国母の知人を先月(2019年10月)逮捕していた。国母は自分から出頭し、輸入を認めたが、営利目的は否認している。
輸入したとされるのは、水あめ状にした「大麻ワックス」とよばれる凝縮物57グラムで、耳かき1杯が1回分という。営利目的の輸入は10年以下の懲役か300万円以下の罰金と単純輸入より重罪だ。
腰パン・ピアスに態度の悪さが話題に
国母はトリノとバンクーバー五輪に出場、バンクーバーではスノーパイプで決勝戦に進出し8位に入賞した。全米オープンで連続優勝もして、全日本のテクニカルコーチも務めた。腰パンやピアスのファションや態度の悪さが批判を浴びたこともある。
司会の小倉智昭「だれもが認める実力だったのに」
国母とトリノ五輪に出場した成田童夢さんが「とくダネ!」に生出演した。「(国母は)スノーボード界のレジェンド的立場なのに残念です。何をやっているんだという感じですね。この逮捕を再スタートのきっかけにしてほしい」と語った。
きのうは元タレントの田代まさし容疑者(63)も、覚せい剤所持の疑いで宮城県警に逮捕された。5度目だ。
小倉「薬物汚染が芸能界とスポーツ界をゆるがしています。いやあ、驚きましたね」
文
あっちゃん| 似顔絵 池田マコト