「ついに透明マントならぬ、透明シートが開発しました」と野上慎平アナが伝えた。部屋に掛けられたシートの裏に人が行くと、姿が消えてしまう。「この映像、もちろん、CGやトリックは一切ありません」
開発したハイパーステルス・バイオテクノロジー社のガイ・クレイマー氏は「昼夜を問わず、あらゆる環境下で使える今までにないカムフラージュ機能です。約10年かけて独自に開発しました」と語る。紙のように薄く、どこでも自由自在に持ち運びが可能だ。例えば、戦闘機も戦車もシートを通すと、透明になってしまうのだ。
犯罪者の悪用を防ぐためあえて販売していない
消すのは姿だけではない。熱も遮断する。隠れている部分は温度が感知されないという。ネットでは「ハリー・ポッターの世界が現実になった」「これは魔法ではない! 未来の技術だ!」という驚きの声が相次いでいる。
開発の目的は軍の兵器や兵士、警察官を隠したり、命を守ったりすることで、犯罪組織やテロリストの悪用を防ぐため販売しておらず、実用化は各国の政府当局と協議中という。
透明シートの仕組みについて、野上が説明する。
「光の屈折する原理を利用して、コップの中にストローを入れると、空気中だとまっすぐに見えますが、水を通すと若干、屈折してズレて見えます。本来的にはまっすぐ見えているはずなのに、光の屈折によって、見えない部分が生まれてくる。この見えない部分を何カ所も重ねて作り出しているようです」
司会の羽鳥慎一「全然わからない。理系の玉川さんは」
玉川徹(テレビ朝日コメンテーター)「よくわかんない。僕が分かれば、僕が作れちゃう」
青木理(ジャーナリスト)「究極の迷彩服じゃないですか。洋服のように仕立てすることはできないんですね」
野上「今のところはそうですが、今後はできるかもしれません。だから国とか政府が警戒を強めているということのようです」