中学生の職場体験で自衛隊「掃海艇」の機関砲操作――たちまち賛否論争!あなたはどっち?

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   京都・舞鶴市の中学2年生らが職場体験で海上自衛隊の掃海艇らしい船に乗り込み、機関砲を操作していた。舞鶴市教職員組合は中止を求めていた。三宅匡執行委員長は「公教育の場で、人を殺傷する能力がある兵器を子どもに操作させるのは許されないこと。平和を求める教育基本法の理念に反している」と主張する。

   中止を求める要望書を受け取った舞鶴市教育委員会は「安全性を十分確保してもらったうえで、模擬体験させていただいた。何ら問題ないと思う」としている。

   海上自衛隊舞鶴総監部の吉田久哉管理部長は「働く現場を理解していただく一環として、安全性を確保した上で、一連の動作を実施させたいという模擬体験。問題ないと考えています」という。中学生が乗った船については、「機雷の除去、処分が任務の船で、機関砲も人間を攻撃するのが目的でなく、機雷破壊が目的」と説明する。しかし、人に向ければ殺傷することができるわけで、この説明はちょっと苦しい。

一般的な職業と同じ扱いでいいのか

   コメンテーターたちにこの体験は「アリ」か「ナシ」かを聞いた。

   田代冬彦(TBS元プロデュサー)「(戦争という)過去の歴史についてちゃんと教えていないので、問題アリです」。

   社会起業家の正能茉優は「親族にそういう関係の人がいて、私のはとこ(またいとこ)に当たる小学生は、自衛隊の職業を素敵だと思っています。これを問題アリと言ってしまうと、自衛隊の仕事って何だろうとなってしまいます。苛立つようなことはあってはいけないという意味で、問題ナシです」

   立川志らくは「私としては、問題ナシ側ではあるんですけど・・・」と歯切れが悪い。個人としては「ナシ」だが、この番組では司会なのではっきり言えないということなのだろう。つまらない司会者である。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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