運動会は半日、家庭訪問も通知表もない学校が増えている!先生の残業を減らすというものの・・・

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「子どものため」と頑張り過ぎてしまう先生たち

   教師の「子供のために」という思いが、働き方改革に待ったをかけるケースもある。矢田小学校で5年生を担当する中川大輔さんは、授業以外に野球部の引率やプールの管理などを任されている。2か月連続で残業が80時間を超えているが、「子供のため」と思うと、仕事を抱えてしまうという。「子どもにこういう授業をしたいとか、あすまでにこういう準備をしたいという気持ちと、時間の折り合いを付けるのは難しいですね。長く働いてでも、いい授業をしたいというのがあります」

   保護者から「子どものために頑張れ」というプレッシャーをかけられる場合もある。名古屋大学の内田良准教授は、「『子どものために』はマジックワードなんです。これがあると先生は頑張りすぎてしまう」という。

   近江友里恵キャスター「中学校の文化祭の前に、先生が全員にメッセージを書いた折り紙を折ってくれたり、夏休みに日記を書く宿題があって、それを先生が全員分読んで、みんなに1日ずつコメントを書いてくれて、すごくうれしかたんですけど、いま思うと、先生の仕事量が心配だなと」

文   ピコ花子
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