お笑いコンビ「チュートリアル」徳井義実(44)が代表を務める会社が東京国税局から巨額の所得隠しや申告漏れを指摘された問題で、新たな事実が発覚した。
23日(2019年10月)に行われた謝罪会見で、徳井は申告漏れが指摘された2016年より前はずっと申告していたと話していたが、事実ではなかったのだ。所属する吉本興業が、2010~2012年と2013~2015年にも申告漏れがあったことを発表。つまり2009年の会社設立以降、毎年申告漏れがあったわけだ。さらに、徳井は法人税だけでなく、2012年からの個人の所得税も申告していなかった。
吉本興業によると、徳井は「銀行預金の差し押さえ」もされていた。2013年から2015年の申告漏れの際、税務署が督促していたにも関わらず税金を納付しなかったので、銀行預金が差し押さえられた。また、徳井は会社設立時からずっと社会保険に未加入のままだった。社会保険の加入は、会社を立ち上げた際に生じる基本的な義務だ。
「ルーズなところがありまして...」じゃ済まんやろ!
23日の謝罪会見で、自らを「本当にだらしないルーズなところがある」と繰り返していた徳井。これまで、SNSでも「気づけばまた料金払い忘れてて、ガスが止まっている。今日は水風呂だ」(2012年8月)、「やってしまった。水道止まった...」(2010年11月)、「電気が止まりました」(2010年6月)など、公共料金の未払いを自慢げに投稿していた。
榊原郁恵(女優・タレント)「自分がルーズだと分かっていたら、税理士さんにお任せすればこういうことにならなかったのに。そこが不思議でしょうがない」
近藤春菜(お笑い芸人)「(納税が)ガス、水道料金と同じ感覚になっちゃっているのかな。止められたら後から払えばどうにかなる、と」
司会の加藤浩次「『ルーズで申し訳ないです』って言うのは簡単だが、そのルーズのせいでどれだけ人が困るか、ちゃんと気づいてほしい。税金払わないと『そりゃダメだろ!』と言われちゃうってことをちゃんと分からないと」