<ドラマパラビ「ミリオンジョー」>(テレビ東京系)
人気漫画家が連載途中で急死!慌てた担当編集者が自らゴーストになり、漫画を継続させようと...

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   人気の少年漫画「ミリオンジョー」の作者・真加田恒夫(三浦誠己)が心臓病で急死してしまう。担当編集者の呉井(北山宏光)は大慌てとなり、ベテランチーフアシスタントの寺師(萩原聖人)と、とりあえず「死んでないこと」にして、次回分は掲載しようと決めた。

   とりあえず呉井が編集長(菅原大吉)に、真加田が死ぬまでに書き上げた原稿を届けると、「こんな面白けりゃ、文句ねえなあ。やっぱり真加田恒夫はズバ抜けた天才だな」とほめるではないか。その帰り道、呉井はコンビニで「ミリオンジョー」とコラボしたポテトチップスを大人買いするカップルを目撃し、乗ったタクシーの運転手(木下ほうか)は「私、ミリオンジョーに人生救われましてね」なんて話す。

   これで呉井はあることを決めた。そして、寺師にこう宣言した。「真加田さん死んでませんから。このまま真加田さんの死は隠し続けます。『ミリオンジョー』続けます。俺は少なくとも10億円欲しい。寺師さん借金あるんでしょ」

   ここから隠蔽工作は一気に加速。呉井は後輩・岸本(深水元基)を仲間に引き入れ、真加田の遺体を建機で遺棄してしまう。

いつバレるかのハラハラドキドキが楽しい

   うまくいくかに見えたその時、雑誌40周年記念で、「ミリオンジョー」ともう一つの人気作品をコラボさせようという企画が持ち上がったり、ネットの掲示板で本人じゃないことがバレていたりと、ドタバタが始まる。

   講談社「モーニング」で連載されていた十口了至と市丸いろはの原作・作画の漫画のドラマ版である。題材は突飛だが、ストーリーがリアルタッチでしっかりしているので、ストレスなく楽しめる。今後の展開が気になってしょうがない。(10月16日深夜1時35分)

鯖世傘晴

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