まな板にのったと言わて20年・・・ずっと待ってたノーベル賞!吉野彰さん「今年はひょっとしたらと思ってました」

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   リチウムイオン電池の開発でノーベル化学賞を受賞する吉野彰・旭化成名誉フェローの吉野彰さんは、いつごろからノーベル賞を意識していたのか。「グッとラック!」の取材に、「最初にそれらしき動きを感じたのは、およそ20年ぐらい前ですか。ある先生から『まな板の上にのったみたいだよ』と言われまして、そういうこともあるんだなと」と語った。

   そして、今年は「でんわで、いきなり『コングラチュレーション』ときたので、あっ、きたかなと思いましたね。ひよっとしたら今年はという気持ちが、ちょっとだけありましたから」

妻の久美子さん「オーラのない人で受賞聞いても半信半疑」

   すぐに妻の久美子さんに連絡すると、「腰を抜かしたような反応をしていましたね」という。その久美子さんは「普段の生活を見ていると、お父さんが本当にとれるのという感じ。オーラがないんですよね。(受賞と聞いても)疑心暗鬼な気持ちがありました。(家では)ゴロゴロしているか、お酒を飲んでいるから」

   ノーベル化学賞の授与式は12月10日(2019年)にストックホルムで行われる。

文   モンブラン
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