警視庁がわいせつ行為などで逮捕した佐藤響容疑者(26)が、SNSの自撮り画像の瞳に写っていた景色から、被害者の20代女性の住所を割り出していたことが分かった。そんなことができるのか。
女性はアイドル活動をしていて、佐藤は熱狂的なファンだった。女性の瞳の景色を拡大したところ、駅が写っていたので、グーグルのストリートビューで似た場所を探し出して伏せし、後をつけて自宅を特定したという。別の室内の画像の光線の具合から、マンションの部屋の位置まで特定していた。
「スッキリ」が浅草で実験してみると・・・撮影場所も時間もたちまち判明
「スッキリ」は、スタッフの小川夏実に浅草雷門前で自撮りをさせ、これからどれだけのことが読み取れるかを実験した。その映像を首都大学東京の星周一郎教授が解析した。
小川の瞳の画像を拡大してカラーを調整すると、雷門が確認できる。角度から、方角も特定し、太陽光が弱めなので夕方と判定。たしかに撮影は午後4時だった。スカイツリーを背景にした写真からは、どこの交差点かもバッチリだった。
スマホ・カメラは2000万画素という高解像度のスマホ・カメラもあり、デジタル・ストーカーたちが悪用しているようだ。星教授は「投稿するときは、わかってしまうということを前提にしないと」という。
司会の加藤浩次「怖いね」
近藤春菜キャスター「リアルタイムでなければ、投稿されてももうそこにはいないけど、瞳から情報が取れるとは思わないものね」
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト